日本一のチームに必要なもの【第1回 X meets Friday vol.5】

アメリカンフットボールファミリー（学生フットボーラー）に寄り添う活動の一環としてNPO法人「Shape the Dream」のmeetsCoachプロジェクトと連携したオンラインイベント【X meets Friday】。

記念すべき第1回目が2月19日に実施された。パネリストとして、オービックシーガルズの地村知樹主将、元パナソニックインパルスの武田航氏、元富士通フロンティアーズの今井善教氏の3人が参加し、Shape the Dreamの白木栄次代表が進行を務めた。

この日は、チームビルディングと、魅力あるチーム作りがテーマで、そこから10項目にブレイクダウンして話し合われた。ここではパネリストたちの言葉を項目ごとに紹介していく。

5.日本一のチームに必要なもの

今井「自分はもちろんのことですが、チームも信じられるのは大きかったです。自分たちがやってきたことをすべて信じて、そこにフォーカスできているという雰囲気がありました。
（練習中のチーム内の衝突について）気持ちが大事な競技なので、気持ちを全面に出すことは重要だと思います。」

地村「試合をしていても敵はもちろんいますが、常に自分たちの最高を目指していました。（信頼を構築するための方策）コロナ禍の影響もあって、リモートミーティングする機会が多かったです。色々な人間とコミュニケーションが取れたので、逆にいい方へ作用しました。あと、グラウンド内での選手同士の衝突がけっこう多かったです。いい意味でのケンカです。練習からライバル意識をもって、チーム内でお互いを知り尽くすところまでできていました。」

武田「すべてを信じられていた。負けていたとしても、オフェンスが点を取ってくれると思うとか仲間を信じていました。あとは自分自身を信じること。日本一になったシーズンはそういうものがありました。
（信頼を構築するための方策）ケンカして強くなるみたいなところはありました。シーズン中にドライブイメージを作ってオフェンス対ディフェンスでやります。その時は大丈夫かと思うくらいけっこうやり合っていました。パナソニックの良いところでもありますが、言いたい放題言える環境が良かったと思います。」

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