なかなか芽が出ない運動好きがアメフトに出会い35歳で初の日本一に
2021年04月29日(木) 18:00フットボールファミリーがそれぞれ持っているオリジナルストーリーをご紹介する「Youはなぜアメフトを?」シリーズの第9弾は、日本代表としても活躍し、昨シーズンで現役を引退した富士通フロンティアーズの大ベテラン鈴木將一郎さん(専修大学)です。
◆Youはなぜアメフトを??
①アメフト歴/プロフィール
足立学園高校ワイルドベアーズ→専修大学グリーンマシーン→富士通フロンティアーズ
②アメフトに興味を持ったきっかけ、はじめたきっかけ
小学生の時、少年野球やサッカーをしていました。中学に入り陸上部に所属しました。昔からずっと運動が好きでしたが、競技となるとどれもこれもなかなか芽が出ず。 高校進学にあたり、父から高校から始められるスポーツを、更には父が好きなアメフトをやったらどうか?と進言され、観もやりもしていないアメフトに興味が湧き、アメフト部がある高校をいくつか受験しました。 高校に入学し、入部する気満々で部活見学に行くものの、先輩方のあまりの迫力に圧倒され「俺できるかな…」と入部に足が重くなったことを思い出します。
③アメフトの一番の思い出とその理由
高校一年16歳から始め、足掛け20年目35歳の時に初めて日本一を獲得した瞬間が一番胸熱だった瞬間です。
嬉しいことにそこまで日本代表等、個人では大舞台を経験させていただいていましたが、高校大学で経験できなかった「所属チームでの日本一」を達成した時にそれまで経験したことが無い言葉に出来ないほどの喜びがありました。
日本一になりたくてやめていった先輩や後輩を沢山見送りました。勝手に彼らの想いを背負って戦っていた部分があったのか、非常に感慨深いものがありました。
人生において何かで日本一になれることは少ないことだと思います。その経験を私にもたらしてくれたのがアメフトです。
④アメフトから学んだこと、また、今、仕事や人生で活きていること
仕事や人生で活きていることは、日本のアメフト界の強固な横の連携です。
高校や大学卒業後も「彼は〇〇高校、〇〇大学何年卒のLBで、なんの仕事してるよ。」や「え?アメフトやってたんですか‼︎」と急に仲良くなったり等々、広い様で狭い事で逆に学校ごとの縦割りなどあまりなく仲間意識が強い事だと思います。
この様な繋がりに色々な場面で何度も助けられました。
これからも大事にしていきたいです。
⑤Xリーグで現役を続ける理由
高校や大学で成しえなかった日本一を味わいたかったから、また、学生のさらに上のレベルの経験や自分をそこで試したかったからXリーグでプレーすることを選びました。
組織の一員であることの大事さについてはアメフトから学んだ事が大いにあります。特にチームで何かを達成するためにそれぞれが為すべきことや、個々の取り組みが大きければ大きいほど寄り合った時により大きな成果を生むこと。このマインドは、学生の時より社会に出て仕事をする事で、より意識する機会がありますし、より重要性を理解出来る様になりました。
アメフトを通じてそのマインドが醸成出来ていると感じています。
⑥現役の選手・スタッフ、または、これからアメフトを始めようとする未来の選手・スタッフへのメッセージ
よく言われることですが、アメフトはポジションの細分化により多様性が大事なスポーツです。
物理的なポジションでの役割分担は勿論のこと、チームにおける自分の立場や役割等、競技を通じて新たな自分を発見出来たりもします。
チャレンジして損がないスポーツですので是非!
⑦アメフトの未来のために
アメフトという競技を通じて、沢山のリーダーになり得る人材の育成をすることを期待しています。
Xリーグからのお知らせ・お願い
★Youはなぜアメフトを??皆様のオリジナルストーリー募集中!!
Xリーグでは、新たな新歓活動を支える活動の一環として、アメリカンフットボールファミリーの皆さまがお持ちの「Youはなぜアメフトを?あなただけのアメフトストーリー」の募集もしています。皆さんが一人一人が持つアメフトストーリーがありましたらご登録頂ければ幸いです。
●URL: アメフトストーリーの登録はこちら
★「#アメフトやろうぜ」でモメンタムを!!!
現在、支援者・賛同者の皆さんが中心となり、フットボールファミリーの皆様がお持ちの「オリジナルストーリー」に「本プロジェクトURL」と「#アメフトやろうぜ」を加えてSNSに投稿する流れが生まれております。是非、皆様からも本プロジェクトとアメフトの魅力を広めて頂ければ幸いです。
●投稿テーマ
①アメリカンフットボールを始めたきっかけ
②アメリカンフットボールの魅力
③アメリカンフットボールで一番の想い出
④その他(新歓活動の思い出 等)
URL: https://camp-fire.jp/projects/view/351509
沢山の方に「#アメフトやろうぜ」の思いから大きなモメンタムが生まれますように。