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NFL挑戦は持ち越し、李卓のIPPプログラム入りならず
2021年05月05日(水) 11:00オービックシーガルズのRB李卓選手のNFLへの挑戦は持ち越しとなった。NFLは4日、今年のIPP(International Player Pathway)プログラムに参加する4選手を発表。ドイツ、イタリア、オーストリア、メキシコからそれぞれ選手が選ばれたが、残念ながら日本からただひとり候補になっていた李選手(慶應義塾大学卒)の名前はなかった。
今年のIPPプログラムを通してのNFL入りはかなわないが、李選手は4月に行われたCFLのグローバルドラフトでモントリオール・アルエッツから3巡指名を受けており、NFLに次ぐ高いレベルを誇るCFLで活躍する可能性が残されている。
- 【李卓選手略歴】
- 1995年2月20日 愛知県生まれ
南山中学(名古屋)でアメリカンフットボールをはじめる。2013年に慶應義塾大学入学。慶應義塾大学ユニコーンズでは2015年(971ヤード)と2016年(975ヤード)に関東大学リーグのリーディングラッシャーとなる。
大学2年生時の2014年にU-19世界選手権日本代表に選出され、翌年には大学生で唯一のシニア日本代表に召集され、世界選手権(米オハイオ州)に出場。
2017年にオービックシーガルズ入団。2020年シーズンのジャパンXボウルでは111ヤードラッシュ、2TDでオービックの7年ぶり優勝に貢献するとともに試合のMVPに輝いた。182センチ、90キロ
- 【李卓選手の海外挑戦】
- 2019年
- 2月 米アリゾナ州フェニックスでトレーニング
- 3~4月 NFL The Spring League (TSL)に参戦
- 6月 新プロリーグXFLのトライアウト参加
- 2020年
- 2月 日本国内でのCFLトライアウト合格
- 3月 カナダ・トロントでのCFLグローバルコンバインに参加予定(ただし中止)
- *CFLの2020年シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止
- 12月 NFL IPPプログラムの候補生に選出される
- 2021年
- 1~4月 NFL IPPプログラム候補生のトレーニングプログラムに参加(米フロリダ州ブランデントン)
- 4月 CFLグローバルドラフトでモントリオール・アルエッツから3巡指名を受ける
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