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CFL、アクティブロースターのグローバルプレイヤー枠を2から1に変更 国際選手の競争激化は必至

2021年06月16日(水) 14:36

カナディアンフットボールリーグ(CFL)は今シーズンのレギュラーシーズンを従来の21週にわたって18試合をおこなう形式から16週14試合に短縮して行うことを発表したが、それに伴いアクティブロースター上のグローバルプレイヤー(カナダ、アメリカ国籍以外の選手)枠が2から1に減らされることが明らかとなった。

今年は4月に行われたグローバルドラフトで指名された6人の日本人選手がCFLに挑戦するが、ロースター残留のための他国選手との競争はより厳しいものとなる。

当初は各チームのアクティブロースターのうち2名がグローバルプレイヤーでなければならないと規定されていた。しかし、シーズンの短縮に伴って新たに作成された2021年度の労使協約(CBA=collective bargaining agreement)ではグローバルプレイヤー枠は1に減らすと明記され、CFLの最高議決機関であるボード・オフ・カバナーズ(チーム代表者会議)によって14日可決された。

練習生にあたるプラクティスロースターでは最大3名だったグローバルプレイヤー枠がひとつ増えて上限4名となった。CFL関係者によれば実際のグローバルプレイヤー登録人数を2人とする予定のチームが多く、プラクティスロースターにおけるグローバル枠は2~4人となる見込みだという。

CFLの2021年シーズンは8月5日に開幕し、第108回グレイカップが12月12日にオンタリオ州ハミルトンで行われる。スケジュールの詳細はCFLの公式サイトで公開されている。

日本からはLB丸尾玲寿里(写真、アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ⇒ウィニペグ・ブルーボマーズ)、LB山岸明生(富士通フロンティアーズ⇒モントリオール・アルエッツ)、OL町野友哉(富士通フロンティアーズ⇒ウィニペグ・ブルーボマーズ)、K佐藤敏基(IBM BIG BLUE⇒トロント・アーゴナーツ)、K山﨑丈路(オービックシーガルズ⇒BCライオンズ)、RB李卓(オービックシーガルズ⇒モントリオール・アルエッツ)の6選手(敬称略、グローバルドラフト指名順)が7月10日から始まるそれぞれのチームのトレーニングキャンプに参加する。

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