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CFL、XFLとのパートナーシップを断念

2021年07月08日(木) 11:30

ランディ・アンブロージーCFLコミッショナー(写真)は7日(日本時間8日)、文書による声明を発表し、CFLとXFLのパートナーシップ協議を停止することを明らかにした。

アンブロージーコミッショナーは声明の中で「これまでの協議は前向きで建設的なものだった。将来ともに行動する可能性は残されているが、現時点ではCFLとXFLは正式な共同計画を進めないことを決断した」と述べた。

CFLは8月5日に2年ぶりのシーズンが開幕する予定で、優勝決定戦にあたるグレイカップは12月12日にオンタリオ州ハミルトンで開催される。アンブロージーコミッショナーは改めて今シーズンの開催に集中する決意を述べた。

今年、日本からは丸尾玲寿里(アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ⇒ウィニペグ・ブルーボマーズ)、山岸明生(富士通フロンティアーズ⇒モントリオール・アルエッツ)、町野友哉(富士通⇒ブルーボマーズ)、佐藤敏基(IBM BIG BLUE⇒トロント・アーゴナーツ)、山﨑丈路(オービックシーガルズ⇒BCライオンズ、李卓(オービック⇒アルエッツ)の6選手が7月10日から始まるトレーニングキャンプに参加するためすでにカナダ入りしている。

XFLはプロレス団体WWFとアメリカのテレビ局NBCの共同出資で2001年に活動したプロフットボールリーグだ。昨年19年ぶりの再活動が話題となったが、5週を消化した時点で経営破綻のために中断した。

昨年10月にオーナーシップが変わり、リーグの復活を目指すうえでCFLとのパートナーシップの可能性を模索してきた。XFLは2023年春の活動再開を目指している。