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【X1 Area】新加入選手の活躍でアサヒビールシルバースターがPentaOceanパイレーツを破る

2021年08月29日(日) 19:09

X1 Area第1節最終日は29日に富士通スタジアム川崎と王子スタジアムでそれぞれ1試合を行った。富士通スタジアム川崎ではアサヒビールシルバースターが2年ぶりの公式戦復帰となるPentaOceanパイレーツを36-3で破り、白星スタートとなった。

シルバースターではクオーターバック(QB)田中大輔、ランニングバック(RB)川村洋志、岩田和樹、ワイドレシーバー(WR)竹田朋生ら新加入の選手が多く先発出場。田中は最初のパスを含む2インターセプトを喫したものの、25回の試投で14回の成功、167ヤードを投げて第3クオーターには逆転となるタッチダウンパスをWR南賢人にヒットした。

川村は11回のボールキャリーで57ヤード、1タッチダウン、岩田も5回で47ヤードと貢献した。

対するパイレーツはQB西澤凌介がタイトエンド(TE)赤津裕之、RB上田貴弘、WR岸澤淳之介らにパスを投げ分けてオフェンスを進めたが、第1クオーターの先制フィールドゴール(赤津、39ヤード)以降はエンドゾーンに到達することができなかった。

試合はパイレーツが3-0とリードして後半に突入したが、第3クオーター開始のキックオフで川村が敵陣41ヤードまで戻す好リターンを見せた。シルバースターはこのチャンスを逃さず、3プレー後に田中の12ヤードタッチダウンパスで7-3と試合をひっくり返した。

これでペースをつかんだシルバースターは第4クオーターに川村の19ヤードランやQB出口孔一からWR渡邊輝へのパス、QB中山文太からWR森岡優へのパスなどでタッチダウンを加えて突き放した。