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連覇に向けて好発進のオービック、大橋HCは「攻守は練れている」と満足

2021年09月22日(水) 10:30

オービックシーガルズは19日のIBM BIG BLUE戦に勝利。連覇に向けて好スタートを切った。

第1節が不戦勝のため、昨年と同様に他チームより2週遅れての開幕となったオービック。大橋誠ヘッドコーチ(HC)が「一番心配していた入りのところ(キックオフ)で言うと、ゲーム慣れしていませんでした」と振り返ったように、いきなり48ヤードのビッグリターンを許し、先制のフィールドゴールにつなげられた。

それでも、その後は王者の風格たっぷりに攻守でIBMを圧倒。前半を31対6で折り返した。その原動力になったのが、クオーターバック(QB)ジミー・ロックレイ(上段写真)とタイトエンド(TE)ホールデン・ハフ(下段写真)のコンビ。前半のみでパス5回捕球101ヤード、2タッチダウンのハフは「気持ちいい」と流ちょうな日本語で喜びのコメント。司令塔とのホットラインが機能した理由については、「ほぼ毎日一緒に練習しています。ボールキャッチとかルートとか普通の練習です」と明かし、指揮官も「僕らのチームのビッグウェポンにすることは先シーズンからの課題だったので一段成熟してくれた」と目を細めた。

司令塔を交代した後半はもたつく場面もあり課題が見られたが、「攻め方と守り方に関しては比較的練れている状態です」と春から練習してきたことが実を結んだチーム状況に満足した大橋HC。CFL挑戦中のランニングバック(RB)李卓が不在の地上戦も計122ヤードを稼ぎ、「思ったより機能した」と一定の評価を与えていた。

オービックの次戦は3日のノジマ相模原ライズ戦。ここから2週おきの通常スケジュールとなる。

大橋HCは、「ここから短いターム(期間)で今日の試合のレビューをして、次のノジマ相模原戦への準備をするという凝縮された週になるので、基本的には今週末までの時間をどういう風に過ごせるかがポイント。この過ごし方が今後のシーズンのルーティンになるので、非常に大事な週になると思います」と気を引き締めていた。

関連リンク

<ゲームリポート>
王者オービックが連覇に向けて好発進 今季初戦でIBM撃破
https://xleague.jp/news/20952

<見逃し配信>(XリーグTV Powered By イレブンスポーツへの登録が必要です)
オービック vs. IBM
https://xleaguetv.elevensports.jp/video/4246