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【X1 Super】オービックがノジマ相模原に完封勝ちで無傷の3勝目

2021年10月03日(日) 21:49

X1 Superレギュラーシーズン第3節のオービックシーガルズ対ノジマ相模原ライズの一戦が富士通スタジアム川崎で行われた。オービックは攻撃陣が前半苦しむも、後半に守備陣の奮起からチャンスをつかみ、24対0で完封勝ち。第1節の不戦勝を含め、3勝目を挙げた。

心地よい秋風が吹く絶好のフットボール日和の下行われたこの日の試合、先制したのはオービックだった。ノジマ相模原のファーストドライブをスリーアンドアウトに止めたオービックは、星野貴俊の47ヤードフィールドゴールで3点先取した。その後はお互いに攻め手を欠き無得点のまま第1クオーターを終了した。

第2クオーターに入ってもこう着状態が続いたが、オービックは自陣でファンブルリカバーして攻撃権を得ると、相手の反則などもあり敵陣へ侵入。すると最後は、クオーターバック(QB)ジミー・ロックレイからエンドゾーン内中央に切れ込んできたワイドレシーバー(WR)小坂健太(上段写真)へ18ヤードタッチダウンパスがヒット。オービックはようやく追加点を挙げ、10点リードで前半を折り返した。

これ以上離されたくないノジマ相模原は、後半最初のオービックのドライブでディフェンスバック(DB)渡辺健太がインターセプト。自陣41ヤードから攻撃をスタートするも、今度はオービックのラインバッカー(LB)岩本卓也がQBカート・パランデック(中段写真)のパスをキャッチして攻撃権を奪い返す。オービックはこの好機にランニングバック(RB)荒竹悠大とQBロックレイのランなどでゴールまで前進すると、司令塔のロックレイからRB望月麻樹への5ヤードタッチダウンパスで加点した。

守備からモメンタムをつかんだオービックは、最終クオーターにもRB地村知樹(下段写真)の10ヤードタッチダウンランでスコアボードに得点を刻み、ノジマ相模原を突き放した。

今季3勝目のオービックは、守備陣が相手オフェンスを計177ヤードに抑えて零封。攻撃では、新人の荒竹がラン11回50ヤードながら随所で良いプレーを見せた。

一方、未だ白星が遠いノジマ相模原(0勝3敗)は、エースQBパランデックがパス27回15回成功、120ヤード、2インターセプトと封じられたことが痛かった。

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オービックシーガルズ vs. ノジマ相模原ライズ
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