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【X1 Super】前半に畳みかけたノジマ相模原がエレコム神戸に逃げ切り勝ち うれしい今季初勝利

2021年10月18日(月) 11:33

2021年秋季リーグ戦 X1 Super第4節第2日目は17日、快晴ながら肌寒い風が吹く中の大阪府吹田市のエキスポフラッシュフィールドで、毎回接戦を演じるエレコム神戸ファイニーズとノジマ相模原ライズが対戦。ノジマ相模原の城ヶ滝一朗ヘッドコーチ(HC)が「今季のテーマである、先に点を取り、前半からリードする展開に持ち込みたい」と語ったプランどおりの試合展開で20-14でエレコム神戸を下し、今季リーグ初白星をあげた。

第1クオーター、エレコム神戸のワイドレシーバー(WR)アルフォンソ・オヌワーがファンブルしたボールをノジマ相模原のラインバッカー(LB)田中喜貴がリカバーして攻撃権を奪い、敵陣19ヤードの好ポジションからノジマ相模原が攻撃を開始した。このチャンスにクオーターバック(QB)カート・バランデック(上段写真)が左サイドに位置したWR八木雄平(中段写真)へパス。これが8ヤードのタッチダウンパスとなり先制。その後の5分30秒には、追加点を狙いキッカー(K)佐藤太希が49ヤードのフィールドゴールアテンプトを敢行するものの失敗に終わった。

エレコム神戸はWR近藤天晴へのパス、ランニングバック(RB)白神有貴やオヌワーのランプレーなどでファーストダウンを更新。最後はQBコーディー・ソコールから RB秋元ミンジェ(下段写真)への36ヤードタッチダウンパスが決まり7-7の同点に追いついた。

第2クオーターに入って間もない11分44秒、ノジマ相模原はLB小澤優太がインターセプトして攻撃権を敵陣28ヤード地点で奪取。ここからのチャンスではエレコム神戸の守備陣の力強い粘りにあいタッチダウンは奪えなかったが、35ヤードフィールドゴールを確実に決めて10-7と均衡を破る。さらに5分10秒にはRB吉田光輝が快足を飛ばして右オープンを走りきりタッチダウン。17-7と点差を広げた。

さらに4分6秒にはディフェンスバック(DB)リー・ハイタワーがインターセプトでエレコム神戸からボールを奪い取る。ハイタワーはオープニングドライブでもファンブルフォースを記録しており、ターンオーバーに自身が絡むのは2度目だった。そして、ノジマ相模原はこのターンオーバーを33ヤードフィールドゴールに結びつけ、20-7で前半を折り返した。

後半開始のキックオフでエレコム神戸は相手のファンブルを誘い、敵陣43ヤードの絶好のポジションから攻撃を開始した。その後、ゴール前37ヤード地点でファーストダウンまで4ヤードを残す場面でフォースダウンギャンブル。QBバランデックが右サイドから中央に切れ込んだWRオヌワーへパスをヒットさせてファーストダウンを獲得して攻撃権を更新。さらにファーストダウンを重ねた後、エンドゾーン左側に駆け込んだWR辻本祐樹がラインギリギリのところでタッチダウンパスキャッチして14-20と追い上げた。

その後は両チームとも攻撃の決め手に欠き、パントの応酬となって試合終了。ノジマ相模原は今季リーグ戦成績を1勝3敗(勝ち点3)とした。一方のエレコム神戸は連敗で1勝2敗1分(勝ち点4)となった。

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エレコム神戸ファイニーズ vs. ノジマ相模原ライズ
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