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【X1 Super第5節の見どころ】今季初勝利をかけてIBMと2年ぶり実戦のオール三菱が対決

2021年10月28日(木) 15:00

 

IBM BIG BLUEがオール三菱ライオンズと10月30日に富士通スタジアム川崎で対戦する。IBMは第4節を終わって3敗1分けで勝ち点1。開幕から出場辞退していたオール三菱は、第5節が今季初戦となる。果たして初勝利を手にするのはどちらか。

IBMは、ここ2試合連続で60失点以上とディフェンスが崩壊している。まずは、リーグ1位のタックル数を誇るハーバート・ゴンボアと同3位寺林翼(上段写真背番号57番)のラインバッカー(LB)コンビを軸とした守備陣の立て直しが後半戦に向けて急務だろう。その一方で、攻撃陣は、クオーターバック(QB)政本悠紀(下段写真)が、パス獲得ヤードでリーグ唯一の1,000ヤード突破となる1,097ヤードを記録。タッチダウン数(9)でもリーグトップに並び、オフェンスをけん引する。ターゲットとなるジョン・スタントンとジェイソン・スミスは一発が期待できるビッグプレイメーカーだけに、司令塔の左腕からミスの少ないパスが求められる。

対するオール三菱は、新型コロナウイルス感染拡大による影響で第1節から第4節まで出場を辞退していた。昨年も出場を見送っており、2019年11月17日のノジマ相模原ライズ戦以来の実戦となる。IBMは2年前のリーグ戦で66対7と完敗した相手だが、当時とはお互いにメンバーの顔触れが変わっている。まずはおよそ2年ぶりの試合をけがなく終えてほしいところだ。