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「次の試合までどう準備していくかが日本一につながる」 セミファイナルに向けて気を引き締めるパナソニック荒木監督

2021年12月01日(水) 14:00

昨年度の王者オービックシーガルズを13-6で退け、強豪の富士通フロンティアーズとの激戦を26-20の勝利で制して、最終戦を待たずにリーグ戦1位通過を決定させたパナソニック インパルス。

関西対決となった最終節のエレコム神戸ファイニーズ戦では、攻守ともに実力を発揮し、52-7と圧倒して7戦全勝でリーグ戦を終えた。

エレコム神戸との試合後のハドルで荒木延祥監督(上段写真)は選手一人ひとりにこうゆっくり諭すように語りかけた。「これからが正念場。一発勝負の厳しい試合になる。過去の試合は全く関係ない。次の試合までの2週間をどう準備していくか。それが日本一につながっていく」

勝利チーム監督インタビューでは「出来たこともあったが、細かいところでオフェンス、ディフェンスともに課題を残した。今後、この細かい課題を詰めていきたい。選手にも言いましたけど、前節で勝った相手だからといって、次の試合で絶対に勝てるとは限らない。これがフットボールの面白さです。目の前のことを一つひとつ全力で取り組んでいく。そして次につなげていく。そのためにも2週間後のセミファイナルまでに準備をしっかりして戦います」と応じた。

そして、この試合でもタッチダウンを奪ったワイドレシーバー(WR)ブレナン翼やランニングバック(RB)立川玄明らの攻撃陣に、守備では5本のソロタックルを決めたラインバッカー(LB)青根奨太(下段写真)をはじめとする新人の活躍に質問が及ぶと、「今年の新人は過去最高のレベル。チーム力の底上げとなって、チームを作り上げてくれている。頑張ってくれていますよ」と、目を細めた。

新人の力をプラスして2015年シーズン以来の頂点を目指す。
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