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【ALL X1 Area】All-X League ‘‘Class of 2021’’:アサヒビールの川村が初MVP

2021年12月27日(月) 12:00

Xリーグが選出する2021年度におけるX1 AreaのAll-X League ‘‘Class of 2021’’の延べ27名が以下のように決まりました。

最優秀選手には名古屋サイクロンズから移籍して1年目でアサヒビールシルバースターのエースランニングバック(RB)の座をつかんだ川村洋志選手が初受賞したほか、最優秀新人選手には電通キャタピラーズのワイドレシーバー(WR)小貫哲選手が選ばれました。

X1 AreaのAll-X League選出メンバーはチーム別ではアサヒ飲料クラブチャレンジャーズの9名が最多で、アサヒビールの5名がそれに続きます。全体的にはアサヒ飲料、アサヒビール、イコールワン福岡SUNS、ディアーズフットボールといった来季からのX1 Superへの昇格を決めた4チームが7割を占めるという結果になりました。

また、X1 Areaで最多タイの4インターセプトを記録したディフェンスバック(DB)島貫允登選手、キックオフリターンタッチダウン2回の富澤友貴選手などあと一歩で昇格を逃した警視庁イーグルスからは今季の躍進を象徴するメンバーの選出もありました。

<選考方法>
・X1 Area所属の12チームの代表1名とXリーグを取材するメディアがそれぞれ1票ずつ投票権を持つ。
・チーム代表は自チームの選手には投票できない。
・選考対象はレギュラーシーズンゲームとする。

All-X League ‘‘Class of 2021’’ ALL X1 Area

【最優秀選手】
POS NO | 氏名 | チーム名
RB #6 | 川村 洋志 | アサヒビールシルバースター
MVPにご選出いただき誠にありがとうございます。オフェンスメンバーを始め、多くの人に支えられこのような結果を残すことができました。ありがとうございます。また、今年から移籍してきましたが、チームメンバーに温かく迎えられ、伸び伸びとプレーすることができました。来季自分としては初のX1 Superでプレーすることになります。若手としてチームを盛り上げ、皆さまの期待に応えられるよう努力して参ります。
【最優秀新人選手】
POS NO | 氏名 | チーム名
WR #83 | 小貫 哲 | 電通キャタピラーズ
2021年シーズンは、フロントのパスプロテクションやQBのスロー、プレーコールなどをはじめ、それ以外の部分でも様々な方のご尽力によって活かしていただいたシーズンでした。その結果として、このような賞をいただくことができて大変光栄に思うと共に、私が所属するチームを誇りに思います。
【オフェンス】
POS NO | 氏名 | チーム名
C 65 | 國岡 純 | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
選出して頂いた事、感謝致します。OLのメンバーとの練習、アフターに付き合ってくれたDLメンバーとの成果が少しでも出すことができたのかなと思います。今シーズン何度か、練習通りにコンビネーションが出来てRGの花田選手とプレー後に思わずグータッチしたシーンがありました。思うようにいかず日頃の練習で悩んでいた2人だったからこその嬉しさでした。来年はX1 Superでの挑戦となります。これまで以上の取り組み方をしないと勝つどころか勝負にもならないと思いますので、自分がどこまで真剣に日頃フットボールに取り組むことが出来るか非常に楽しみです。頑張ります。
G #63 | Park Ian | ディアーズフットボールクラブ
All-X Leagueに選出されて光栄に思います。メディアの皆さんとリーグのコーチの皆さんに感謝申し上げます。ただ、この受賞よりもディアーズがX1 Superに昇格したことをとても嬉しく思います。それが私たちの目標でした。来季が楽しみです。ディアーズの活躍に驚く人はきっと多いでしょう。チームのオフェンスとディフェンスがもっと強くなるように、エネルギーとタフさを注入していきます。
G #77 | 花田 響四郎 | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
すごく嬉しいです。支えてくれた方々に感謝します。ディアーズ戦で昇格を賭けた大一番、タイトチームでランプレーをしっかり出すことができたのはよかったです。It doesn’t matter what your background is and where you come from, if you have dreams and goals, that’s all that matters.(夢と目標があるのならそれがすべて。身元や出身なんて関係ない。)
T #75 | 黒川晴央 | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
今年でX Leagueでプレーすることが10年目のシーズンとなりましたが、数多くいるOLの中でこのような栄誉ある賞に選んでいただき大変嬉しく思っております。目立ちにくいポジションであると思いますが、その中で選出していただき感謝しております。印象に残っているのは全勝対決で臨んだ今季最終戦のシルバースターとの試合ですが、勝利して今季を終えるように準備しましたが、敗戦し悔しい思いをしました。また来季へのモチベーションとなりました。来季は3シーズン振りのX1 Superでのシーズンとなります。間違いなく厳しい戦いになると思いますが、自分自身で今やれることを精一杯やって、チャレンジャーズの強さを見せられるように努力したいと思います。
T #53 | 島野 平 | アサヒビールシルバースター
すっかりベテランとなってしまいましたが、このようにチーム外からの方々から評価していただいたことをとてもうれしく思います。特に印象に残った試合はディアーズ戦です。絶対負けられない試合と位置づけ取り組んだゲームでしたが、4Qの点の獲り合いに競り勝てたことが印象的でしたし、チームとしても一回り成長することができたと思っています。また、今年はコロナ禍ではありましたが、観客を入れての試合を行うことができたことが何より心に残りました。来シーズンはX1 Superに上がり、2シーズンぶりにトップレベルのチームとの戦いとなります。個人的には外国人選手とのマッチアップを楽しみにしていますが、何より応援してくださる皆さんが楽しんでいただけるよう、個人、チーム共に力をつけて行かなければと思っています。
TE #44 | 赤津 裕之 | PentaOceanパイレーツ
WR #8 | 伊藤 嵩斗 | イコールワン福岡サンズ
WR #1 | Robert Johnson | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
権威ある選考者の皆さんからこの素晴らしい賞に選んでいただいたことは本当に誇らしく、うれしく思います。毎週、チームがひとつの絆となるために自分を犠牲にして尽力してくれたコーチやチームメートに対する感謝の気持ちを表す言葉がなかなか見つけることはできません。そして、この賞にノミネートされたこと自体が多くの人に認められたということであり、とても大切なことだと思っています。今季の試合で最も印象に残っているのは開幕節のイコールワン福岡サンズ戦です。試合が終了する間際にフィールドゴールで勝つことができました。自分自身のベストプレーとしては、2020年の足のケガから復帰したこともあり、今季最初のタッチダウンパスキャッチを挙げたいです。来季はチームと自分自身がひとつのユニットとなってプレーできることを期待します。チャレンジャーズはたゆまぬ努力と強い意志でプレーし、ファンの皆さんには試合を心から楽しんでいただき、最高のフットボール体験をしていただきます。そして、最も大切なことはチャレンジャーズが日本で最高のチームになるだけでなく、毎回の試合においてそのスタジアムでベストのチームになることです。2022年度のライスボウルで戦い、それに勝つためのすべての道は東京に通ずるのです。
RB #41 | Berry Brandon | イコールワン福岡サンズ
RB #6 | 川村 洋志 | アサヒビールシルバースター
ご選出いただきありがとうございます。オフェンスメンバーをはじめ、多くの人に支えられ、今季結果を残すことができました。本当に感謝しております。来季X1 Superの舞台でレベルの高いのチーム・選手に対して、チームとしても個人としてもどれだけ通用するのか楽しみです。
QB #8 | Garrett Safron | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
他のチームやリーグから認められたというのは光栄なことです。認めていただいた方に心から感謝を申し上げます。でも、これはチームメートの存在なくしては受賞できなかったものです。チームメート全員がこの賞に値すると思います。今季最も印象の残っているのはサンズ戦です。あの試合はチームが他チームと戦う最初のゲームでした。チームが一丸となり最後まで闘い抜きました。OLは素晴らしい仕事をしたし、プレーメーカーたちもしっかりと役割を果たしました。チームと一緒にあの勝利を味わえたのは最高でした。来年はX1 Superのチームにチャレンジャーズの力を見せつけるいいチャンスだと思います。一生懸命に練習して、オフェンス、ディフェンス、スペシャルチームのすべての分野で成長し続けなければなりません。きっと来年は周りを驚かせ、プレーオフで戦うことができると信じています。
【ディフェンス】
POS NO | 氏名 | チーム名
DL #91 | 倉持 悠司 | ディアーズフットボールクラブ
このような栄誉ある賞に選出いただき大変光栄に思います。今シーズン、私自身に特に目立ったパフォーマンスはなかったように思いますが1年間を通して大きな怪我もなく取り組むことができた結果かと思います。支えてくださったスポンサー各位、チーム関係者、ファンの皆様、家族、友人、その他サポートいただいている全ての方々にに改めまして御礼申し上げます。ありがとうございました。
特に印象に残っている試合は敗戦したアサヒビールシルバースター戦とアサヒ飲料チャレンジャーズ戦です。特に、#8Garrett選手が率いるチャレンジャーズオフェンスには全く歯が立たなかったので来年のX1 Superへの挑戦に向けて大きな課題をいただいた思いです。
来年ディアーズはX1 Superの舞台に挑戦することになります。厳しい戦いになることは間違いありません。下克上を果たすためにできることは一つ一つの課題に対して逃げずに真摯に向き合い本気で取り組むことだけです。妥協のないタフなチームとなってその舞台に挑めるよう研鑽し続けます。応援よろしくお願いいたします。
DL #93 | 月性 慶太 | アサヒビールシルバースター
他チーム方からこの様に評価して頂き、とても嬉しく思います。また、今シーズン取り組んできた事が目に見える結果として出た事もよかったと思います。印象に残ってるプレーは初戦の明治安田PentaOceanパイレーツ戦でのQBサックです。初戦という事もあり、チームとしても個人としても上手くいかない展開が多い中で、自分らしさを出せたプレーでした。X1 Superに所属しているチームのレベルはさらに上がります。DLとしてのスキルと相手に合わせず自分のプレーを1試合やり通すメンタル面、この2つの技術を向上させることが、来年の抱負です。
DL #33 | パング航海 | 電通キャタピラーズ
DL #99 | 中村 雄貴 | PentaOceanパイレーツ
LB #0 | 大江 健士郎 | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
とても嬉しく思います。ただ自分自身だけでは選ばれることはできなかったので、一緒にプレーしている同じディフェンスのみんなとコーチに感謝しています。今季、特に印象に残っているプレーはアサヒビール戦でのスクリーンプレーでブロッカーが2枚いたところをかわしてタックルできたプレーです。来季はいよいよチームとして目標としていたX1 Superでプレーができるのでフットボールができることに感謝しながら全力で暴れ回りたいと思います!また支えていただいているスポンサーであるアサヒ飲料様に少しでも自分たちのプレーで元気づけられるように頑張ります!
LB #7 | Michael Taylor | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
LB #44 | 山本 力矢 | アサヒビールシルバースター
今回、評価していただき嬉しかったです。この結果に満足することなくフットボールに取り組んでいきます。試合を重ねていく度、自分もチームも成長するのを実感できたことが印象的でした。来年はチームで全勝することもそうですが、自分で勝ったと言える試合をします。その為に成長するので応援よろしくお願いいたします。
DB #21 | 黒土 勧太 | イコールワン福岡サンズ
DB #7 | 大竹 祐輝 | 警視庁イーグルス
選ばれるとは思っていなかったので本当にうれしいです。自分一人の活躍ではなく、ディフェンス全員がしっかり守ってくれたからこそ、自分が良い動きができた、その結果だと思います。特に印象に残っている試合は横浜スタジアムの富士フイルム戦のシーソーゲームでは常に緊張していた試合でした。良いプレー、悪いプレーがそれぞれありましたが、自分の中で集中力が一番研ぎ澄まされているの感じた試合でした。来年も厳しい試合、シーズンになると思うので、「敵は己の妥協」をモットーに今からフィジカル、メンタルをさらに鍛えあげていきたいと思います。
DB #29 | 島貫 允登 | 警視庁イーグルス
オールXエリアに選んでいただき、大変光栄に思います。今まで指導していただいたコーチの方々、警視庁イーグルスを応援してくださったファンの方々、そしてインターセプトをお膳立てしていただいたディフェンスメンバーに感謝したいと思います。今回の評価を自信にするとともに、慢心せず、「敵は己の妥協」をモットーに向上心を持って、自分を磨いていきたいと思います。来シーズンこそはチームを昇格に導けるプレーヤーになります。
DB #5 | Brison Burris | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
X1 AreaのほかのチームとそのGMたちに認めていただいたことを感謝します。本当にありがとうございました!最も印象に残っている試合はシルバースター戦です。試合の中で逆境に向かい合った時、自分たちの犯したミスをしっかりと受け止めれば選手やチームは成長することができます。自分たちと同じように真剣に勝ちたいと思っているチームと戦うことによって試合はより面白くなります。私自身、競争することが大好きです。自分自身のベストプレーとしてはイコールワン福岡サンズ戦でのビッグヒットです。この試合では自分の持てるエネルギーをフィールドで発揮して、それによって自分だけでなくチームメートも気持ちが入っていきました。
【キッキング】
POS NO | 氏名 | チーム名
K #17 | 西岡 慎太朗 | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
関係者の投票によって選んで頂き大変光栄に思っております。また、このような評価を頂くことができたのは、シーズン中サポートしてくれた家族のおかげであり、心から感謝を伝えたいです。自分の今季ベストプレーは 第1節の福岡サンズ戦のラストプレーです。大学時代を含めた公式戦で初めてサヨナラFGを決めることができました。大事な初戦でオフェンスが必死に繋いだボールを自らのキックで勝利に繋げることができ、キッカーをやっていて良かったと感じました。あの時の会場の盛り上がりとチームからの祝福は忘れられません。 応援・支援してくださる皆様のお陰でX1 Superへ昇格することができました。来シーズンは高いレベルの試合が続きますので、自らの技術にさらに磨きをかけてチームの勝利に貢献します。
P #44 | 赤津 裕之 | PentaOceanパイレーツ
RET #21 | 富澤 友貴 | 警視庁イーグルス
オールXエリアに選んでいただきありがとうございます。非常に光栄で来シーズンのモチベーションに繋がります。2020シーズンは出場できませんでしたが、職場・監督・コーチ・仲間・家族など多くの方々に支えられ今シーズンに挑むことができました。2年ぶりの公式戦出場で不安やプレッシャーがある中で、主将を務めさせていただき、様々な経験を積むことができました。今シーズンは最終戦で負けて昇格を逃し、非常に悔しい思いをしました。来シーズンこそは昇格するために今季の反省を活かし、リターナーだけでなく、ランニングバックとしてもチームに貢献できるよう「敵は己の妥協」をモットーに取り組んでいきたいと思います。まだまだ発展途上のチームですが、フィールドを駆け回る選手全員が警察官である警視庁イーグルスを是非観に来てください。