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富士通フロンティアーズがCFLから帰国のLB山岸選手と町野選手を出場登録 ライスボウル出場の可能性

2021年12月28日(火) 11:00

カナダのプロリーグ・カナディアンフットボールリーグ(CFL)に参加していた富士通フロンティアーズのラインバッカー(LB)山岸明生選手とオフェンスライン(OL)町野友哉選手が65人の出場登録枠に入ったことが分かった。これにより両選手は来年1月3日に東京ドームで行われるアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第75回ライスボウルに出場する可能性が出てきた。

山岸選手と町野選手は4月のCFLグローバルドラフトで指名され、山岸選手はモントリオール・アルエッツに、町野選手はウィニペグ・ブルーボマーズに入団した。山岸選手は10月22日のトロント・アーゴナーツ戦で試合出場を果たし、日本人で史上5人目のCFL公式戦登場となった。

町野選手は試合出場はなかったが、所属するブルーボマーズが2季連続で王座決定戦のグレイカップで優勝(2020年は新型コロナウイルスの影響でシーズンが中止)した。LB丸尾玲寿里選手(アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ)とともにCFLの優勝チームに所属する初めての日本人となった。

山岸選手と町野選手の登録にともない、ディフェンスバック(DB)/LB奥野敬介選手とOL葉山湖太郎選手が出場登録を外れた。

【両選手略歴】
山岸明生(やまぎし あきお)
モントリオール・アルエッツLB(2巡全体13番目指名)
1995年1月1日、東京都生まれ。2016年の関西学院大学4年生時に主将としてチームを学生王座に導き、チャック・ミルズ杯を受賞。翌年に富士通フロンティアーズに入団し、2017-19年に日本一を経験した。2014年U-19日本代表(主将)。2020年日本代表。182 cm、102 kg。

町野友哉(まちの ともや)
ウィニペグ・ブルーボマーズOL(2巡全体15番目指名)
1997年3月16日、岐阜県生まれ。高校までは野球をしていたが、京都大学入学後にアメリカンフットボールを始める。2月のグローバルコンバインではベンチプレス、幅跳び、スリーコーンドリル、シャトルランで参加OLトップの数値を出す。富士通フロンティアーズ所属。2018年大学世界選手権日本代表。197 cm、136 kg。

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