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【X1 Super】IBMが自慢のオフェンス機能して東京ガスに快勝

2022年05月29日(日) 19:12


X1 Superの春季交流戦は29日、IBM BIG BLUEと東京ガスクリエイターズが富士通スタジアム川崎で対戦した。自慢の攻撃陣が機能したIBMが30対7で快勝して、春季初戦を白星で飾った。

IBMと東京ガスは昨季最終節に対戦して、IBMが勝利してプレーオフ最終枠を獲得。春季交流戦で実現したリターンマッチは、IBMオフェンスが序盤から火を吹いた。東京ガスのファーストドライブをスリーアンドアウトに止めたIBMは、クオーターバック(QB)政本悠紀が2本連続でパスを決めて33ヤードまで侵攻すると、仕上げは今年のCFLグローバルコンバインに挑戦したエースのワイドレシーバー(WR)近江克仁へ33ヤードタッチダウンパスをヒットして幸先良く先取点を奪った。

さらにIBMは第1クオーター終了間際にも、QB政本とWR近江のホットラインが再び開通して加点。なおもファンブルリカバーで得た50ヤード地点からの攻撃では、途中出場のQB馬島臨太郎のパスなどでゴール前まで攻め入ると、中央を突いたRB遠藤集が力で押し込み追加点を挙げた。

一方、昨秋のリベンジを果たしたい東京ガスは、前半終了間際にQB中井愛寿希がゴール前1ヤードから自ら飛び込む執念のタッチダウン。前半はIBMが20対7のリードで折り返した。


後半に入ると互いに攻め手を欠きながらも、IBMはフィールドゴールとRB遠藤の自身2つ目のタッチダウンランで加点。守備陣も東京ガスに得点を許さず、そのまま逃げ切った。