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【グリーンボウルチャレンジ】名古屋サイクロンズが西宮ブルーインズを完封 ファーストダウン更新を許さず快勝

2022年05月29日(日) 19:51

(写真提供:西宮ブルーインズチームフォトグラファー下井戸誉幸)

グリーンボウルチャレンジ第1戦は29日、神戸王子スタジアムで行なわれ、X1 Areaの名古屋サイクロンズがX2の西宮ブルーインズを37-0で破った。

名古屋はクオーターバック(QB)兵藤駿介がワイドレシーバー(WR)山岡拓未と河上遼にタッチダウンパスを成功させて序盤から試合の主導権を握る。兵藤に代わったQB神谷壮哉もWR藤田陸にタッチダウンパスを通して着実に加点するなどオフェンスが好調だった。

ディフェンスは西宮に一度もファーストダウン更新を許さず、9回あった第3ダウンコンバージョンをすべて封じ込めただけでなく、ディフェンスバック(DB)若森雅生が30ヤードのインターセプトリターンタッチダウンをマークして突き放した。

春季公式戦初戦を完封勝ちで飾った名古屋の小林真樹ヘッドコーチは「ディフェンスは相手を一度もフレッシュを与えず100点満点だ。オフェンスは波があり、特に第4クオーターに無得点だったのが今後の課題。ただ、RB水野信耶と新人トリオRBトリオ、畑中星哉、本政亮太、丹下翔太が期待どおりの活躍をしたのが本日の収穫だった。次のホークアイ戦の活躍が、非常に楽しみ」と語った。

昨季X2 Westで4勝1敗の好成績を収めた西宮だが、オフェンスが総獲得距離30ヤードに抑えられて持ち味が出せなかった