IBMのホットラインに言葉は不要!2TDのWR近江、QB政本とは「同じフィーリングだった」
2022年05月30日(月) 19:00IBM BIG BLUEは、5月29日に東京ガスクリエイターズと富士通スタジアム川崎で対戦し、春初戦を快勝した。勝利の立役者となったワイドレシーバー(WR)近江克仁は、クオーターバック(QB)政本悠紀とのコンビで2タッチダウンと攻撃陣をけん引した。
2020年のTSL選抜戦でアメリカンフットボール日本代表主将を務めた近江は、ヨーロッパリーグ参戦、NFLインターナショナルコンバイン招待など常に世界へ目を向けるIBMオフェンスのリーダーだ。今年も3月にCFLグローバルコンバインに挑戦し、残念ながらCFLドラフト指名から漏れたが、ドリルでは好記録を出してクイックネスをアピールしていた。
【X1 Super春季交流戦】
IBM BIG BLUE対東京ガスクリエイターズ
第1Q、IBMのQB政本悠紀選手からWR近江克仁選手へこの日2本目のTDパスがヒット! #xleague #アメフト pic.twitter.com/hszl5Q8iuz— xleague ( アメフト ) (@xl1996) May 29, 2022
東京ガス戦で決めた2本のタッチダウンキャッチは、いずれも相手守備を置き去りにしてほぼフリーの状態だった。俊敏な近江の持ち味が遺憾なく発揮されたプレーだった。
「1本目も2本目もセットした時に自分のプレーが分かっていて、ディフェンスのスナップ前の動きを見て、自分に飛んでくると思いました。そこが政本と同じフィーリングだったので、簡単にボールを捕れたと思います」。
そんなあうんの呼吸を見せた司令塔とのコンビネーションについては、「練習から言いたいことを言えています。レシーバーとQBのコミュニケーションは年々良くなっています。昨年より確実に今年の方がいいです」と、成熟度に手ごたえを感じている。
終わってみれば、第1クオーターだけでパス4回捕球、75ヤード、2タッチダウン。捕球回数、獲得ヤード、タッチダウンでチーム最多とエースに相応しいパフォーマンスを見せた。
次は6月19日の富士通フロンティアーズ戦。これまでに一度も勝利したことない昨季王者が相手だが、「相手も環境も全く関係ありません。自分たちがやりたいことをやり、課題を克服することが春季交流戦です。点数などは意識せずに目の前のことに集中します」と、IBMのエースレシーバーに気負いはなかった。
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