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【X1 Super】二転三転する好ゲームはアサヒ飲料チャレンジャーズに軍配 X1 Superで初白星

2022年09月25日(日) 22:09

富士通スタジアムで25日に開催されたX1 Superレギュラーシーズン第2節第2試合。東京ガスクリエイターズとアサヒ飲料チャレンジャーズとのゲームは大接戦の末、アサヒ飲料が19‐17で勝利した。アサヒ飲料はX1Super昇格後嬉しい初勝利。東京ガスは2連敗となった。

試合序盤を有利に進めたのはアサヒ飲料。フィードゴールで先制後、ディフェンスバック(DB)七條巧が東京ガスのクオーターバック(QB)中井愛寿希のパスをインターセプト。敵陣29ヤード地点からの好機を5プレー目にQB是澤太朗(上段写真#19)のタッチダウンパスにつなげて10‐0とリードした。

東京ガスにとって嫌なムードを払しょくしたのがランニングバック(RB)森分優人のビッグプレーだった。自陣29ヤードからの第1プレーで真ん中から右に一気に駆け上がって独走タッチダウン。これでモメンタムをつかんだ東京ガスは次のドライブでもランプレーを中心にボールを進め、最後は再びRB森分がエンドゾーンまで走り切って14‐10と逆転に成功した。

アサヒ飲料も負けていない。前半最後のプレイでQBギャレット・サフロンが激しいプレッシャーを上手くかわしてワイドレシーバー(WR)阿部拓朗へのTDパスを決めて16-14と再逆転した(TFPキックは失敗)。

後半に入ると東京ガスがQBフォイ・リース(下段写真#7)からRB森本へのパスを足掛かりにFGを決めて17ー16と3度リードが入れ替わった。
その後は守備が攻撃を上回る展開となり、膠着状態に陥った。

試合残り時間5分余り。自陣47ヤード時点で攻撃権を手にしたアサヒ飲料は2度の第4ダウンギャンブルを乗り越え、ドライブを継続。残り9秒でキッカー(K)西岡慎太朗が値千金となる26ヤードのフィールドゴールを決めて大激戦に終止符を打った。