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IBMのWR近江が次節で“自分超え”を宣言 「3タッチダウン以上を目指します」

2022年09月27日(火) 15:00

IBM BIG BLUEは第2節でオール三菱ライオンズ相手に、前半に苦戦しながらも後半にオフェンスが機能して開幕2連勝を飾った。

IBMのケビン・クラフトヘッドコーチ(HC)が、「ライオンズは前半素晴らしかった」と言うように、前半は14対14の同点。それでも、ハーフタイムでは「パニックになっていなかった。ゲームに集中して自分たちの仕事をしようと話した」。

ハーフタイムでの話し合いが功を奏し、「後半はアジャストした。後半は良かったね。例えば加藤大資(上段写真)。ロングランで大きなインパクトを残した。政本もロングパスをよく通していた」と、自軍のオフェンスの活躍に目を細めた。

IBMのオフェンスをけん引したのは、まぎれもなく5タッチダウンパスを通したクオーターバック(QB)政本悠紀と、そのうち3つを捕球したワイドレシーバー(WR)近江克仁(下段写真左)。指揮官もこの2人のパフォーマンスについて、「とてもグレートだね。どのくらいスコアしたのかきづかなかった」と冗談を口にするほど冗舌だった。

5回捕球で108ヤードを記録した近江は、「もっとショートパスで組み立てたかったが、状況が厳しいことがあった。個人的には、ゴール前で倒れたプレーが2つあったので、あれをタッチダウンに持っていける選手になりたい」と、現状に甘んじることなく課題を口にする。


そんな高いレベルを目指す元日本代表の主将は、2連勝のチーム状況についても満足はしていない。

「勝ったことはいいことだが、これが今のBIG BLUEの実力だということを受け止めて、次戦以降のノジマ相模原ライズ、アサヒビールシルバースター、パナソニックインパルスといった強い相手と戦うにあたって、自分たちが何をしないといけないのか、平日の取り組みも見直して挑みたいと思います」。

次の相手は今季ここまで1勝1敗のノジマ相模原。立命館大学出身の近江は、大学の先輩で同じポジションの宜本潤平との対戦を心待ちにしている。

「潤平君もライズに移籍しましたし、強くなったライズと戦うことも楽しみです」。

さらに、「3タッチダウン以上を目指します」と、第2節の自身のパフォーマンスを超えることを高らかに宣言した。

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