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徹底的なランプレーで今季初勝利を呼び込む ノジマ相模原ライズの真骨頂

2022年09月27日(火) 19:00

「ランプレーをベースにボールコントロールすることはプラン通り」

ノジマ相模原ライズの城ヶ滝一朗ヘッドコーチはアサヒビールシルバースターを31-21で下した試合後に力強くコメントし、さらに付け加えた。「こういうフットボールをやりたかった」

第2節に富士通スタジアム川崎で行われた試合はクオーターバック(QB)カート・パランデックからワイドレシーバー(WR)八木雄平への3本のTDパスが観客を沸かせたが、本当の主役は執拗に繰り返されたランプレーだった。

第1クオーター、同点に追いつかれた直後のドライブでは9プレー中7プレーがラン。最後はランニングバック(RB)デレク・アキラ・ウイリアムス(上段写真中央)がTDを決めた。14-14とされた第2クオーターでも7プレーのランを織り込んだ11プレーのドライブで21-14と再びリードを奪った。

何度も繰り返されるランによってアサヒビールのディフェンスは消耗を余儀なくされた。最終的な点差は10点だったが、内容的には完勝に近いものだった。特に後半はノジマ相模原が完全に試合の主導権を握っていた。

第3節、ノジマ相模原はIBM BIG BLUEと対戦する。IBMは第2節終了時点で1試合平均42点という得点力を持っている。
「IBM相手に点の取り合いをしても仕方がない」(城ヶ滝HC)という言葉通りのパワフルなフットボールをノジマ相模原が再び見せることが出来れば、興味深い展開になる可能性は高い。

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