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【X1 Area】電通が開幕3連勝、QBエリスが2戦連続3タッチダウンパス

2022年10月02日(日) 20:40

X1 Areaレギュラーシーズン第3節は2日、電通キャタピラーズ対三菱商事Club TRIAXの一戦が富士通スタジアム川崎で実施された。序盤から得点を重ねた電通は、38対7で勝利して開幕3連勝を飾った。敗れたTRIAXは開幕3連敗で上位2チームが進む入替戦進出に暗雲が立ち込めてきた。

電通は前節で3タッチダウンを挙げたクオーターバック(QB)アーロン・エリスがこの日も好調をキープした。新加入の司令塔は、第1クオーター7分46秒にワイドレシーバー(WR)河波正樹へ先制の20ヤードタッチダウンパスをヒット。さらに、第2クオーター序盤にはWR山本俊太朗へ4ヤードタッチダウンパスを通して、電通がリードを広げた。

なおも電通は、ディフェンスバック(DB)杉山慶のインターセプトが決まって敵陣3ヤードで攻撃権奪取。この好機をランニングバック(RB)遠藤集の1ヤードタッチダウンランにつなげて加点する。勢いが止まらない電通は、QBエリスがWR生駒一将へこの日3つ目となる36ヤードタッチダウンパスを成功させて、28点リードで前半を折り返した。

後半最初のドライブでフィールドゴールによる3点を追加した電通。最終クオーター序盤にはTRIAXにタッチダウンを許すも、途中出場した東京大学出身の新人QB伊藤宏一郎が初タッチダウンパスを決めてダメを押した。

開幕から快進撃を続ける電通は、QBエリスがパス17回中13回成功、246ヤード、3タッチダウンをマークしてオフェンスをけん引した。

対して3連敗のTRIAXは、ラン攻撃が219ヤードと機能するも、パス攻撃が78ヤードと低空飛行に終わったことが痛かった。