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【X1 Area】警視庁イーグルスが三菱商事に完封勝ち 昇格戦に望みをつなぐ大きな1勝

2022年10月29日(土) 17:11

X1 Area第5節は29日、富士通スタジアム川崎で警視庁イーグルスと三菱商事Club TRIAXが対戦。クオーターバック(QB)齋藤詩伸の3タッチダウンパスと、相手に5回しかファーストダウン更新を許さなかったディフェンスの活躍で38-0と勝利した。警視庁は2連勝で今季3勝目(2敗)。あと2節を残して、X1 Areaのトップ2チームに与えられるX1 Superとの入替戦(昇格戦)の切符に望みをつないだ。一方のTRIAXは開幕からまだ白星がない。

齋藤は16回の試投で8回のパス成功、184ヤード獲得でワイドレシーバー(WR)桑原陸に2つ、恒吉幸紀に1つのタッチダウンパスを通した。恒吉へのスコアリングパスは46ヤードのビッグプレーだった。

ディフェンスはラインバッカー(LB)飯塚億人がインターセプト、1パスディフェンスを記録したほかディフェンスエンド(DE)塩崎直也が1サックを含む5つのロスタックルのパフォーマンス。塩崎は第4クオーター半ばのTRIAXの攻撃で、ゴール前3ヤードからのフォースダウンのランをロスタックルで止める活躍もあった。

TRIAXはラン獲得距離がマイナス32ヤードに終わるなどオフェンスが完璧に抑え込まれた。パント時のスナップミスでパンター(P)がボールを蹴ることができない場面が2度もあるなどミスも目立った。