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【X1 Super】ノジマ相模原、地元ファンの声援を背に6TD奪ってオール三菱に快勝

2022年11月05日(土) 19:53

X1 Superレギュラーシーズン最終節は5日、ノジマ相模原ライズとオール三菱ライオンズが相模原ギオンスタジアムで対戦した。ホームのノジマ相模原は、地元ファンの声援を背に攻守で計6タッチダウンを挙げて、42対3で快勝した。

相模原がホームタウンのノジマ相模原は、立ち上がりから猛攻撃を仕掛け、スタジアムに足を運んだ地元ファンを喜ばせた。まず、前半最初のリターンで伊藤雅恭が47ヤードのビッグゲインで好位置から攻撃を開始。この好機にランニングバック(RB)吉田光輝の16ヤードランとクオーターバック(QB)カート・パランデックからワイドレシーバー(WR)八木雄平への20ヤードパスでゴール前12ヤードへ前進すると、QBパランデックがスラント気味に内へ切り込んだ新人のWR田窪大渡へ先制タッチダウンをヒットした。

さらにノジマ相模原は、オール三菱をパントに抑えた後の攻撃で、QBパランデックがフィールド中央を走るタイトエンド(TE)ダーニール・ジェンキンスへパス。センターライン付近で捕球したジェンキンスは身長196センチ、体重116キロのサイズとは思えないほどの俊敏な動きで相手守備を置き去りにして、エンドゾーンまでボールを運んだ。

その後もノジマ相模原の勢いは止まらない。RB吉田の48ヤードランでエンドゾーン手前2ヤードまでボールを運ぶと、QBパランデックが再びTEジェンキンスへのタッチダウンパスで加点した。第1クオーターだけで21点のリードを奪ったノジマ相模原は、オール三菱の反撃をフィールドゴール1本に抑えて前半を折り返した。

第2クオーターは無得点に終わっていたノジマ相模原だったが、城ケ滝一朗ヘッドコーチが「ファンの声援が大きかった」と言うように後半も攻守で得点を重ねた。第3クオーターには、RB森本紘介がフォースダウンギャンブルで40ヤードタッチダウンランを決めて追加点。さらに最終クオーターにもRB阿部快斗がゴール前11ヤードからエンドゾーン内まで押し込むと、ディフェンスも佐藤力也がピックシックスを成功して、オール三菱に付け入る隙を与えなかった。