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【X1 Area】電通キャタピラーズが入替戦出場権獲得 第3Qの猛攻で警視庁を突き放す

2022年11月13日(日) 16:41

X1 Area第6節は13日に計4試合が行われ、富士通スタジアム川崎の第1試合では警視庁イーグルスと電通キャタピラーズが対戦。クオーターバック(QB)アーロン・エリス(上段写真)の2タッチダウンパスやランニングバック(RB)遠藤集の2タッチダウンランなどで電通が警視庁を40‐7で破り、今季5勝目(1分け)をあげた。これにより電通は勝ち点を16に伸ばし、最終節を待たずにX1 Superとの入替(昇格)戦出場が決まった。

電通は序盤からエリスのパスを中心にリズムよくオフェンスを進め、第1クオーターにエリスからワイドレシーバー(WR)生駒一将への38ヤードタッチダウンパスとキッカー(K)廣田祐の41ヤードフィールドゴールで10-0とリードした。

ディフェンスはディフェンスライン(DL)とラインバッカー(LB)のフロントセブンが警視庁のラン攻撃を素早くストップし、リズムを作らせなかった。

しかし、警視庁は第2クオーターにRB富澤友貴(下段写真)の49ヤードランで一気にゴール前3ヤードまで進み、富澤が連続ランでエンドゾーンに飛び込んで反撃、10‐7で前半を終了した。

前半終了間際には警視庁に抑えられがちだった電通オフェンスだが、第3クオーターは最初の2つのポゼッションでタッチダウンを奪ってリードを広げるとともにモメンタムを引き戻した。ディフェンスも3つのインターセプトでオフェンスをアシストしつつ、後半は相手に得点を許さなかった。

電通は最終順位で2位以上が確定。総合順位によって入替戦の組み合わせが決まる。X1 Superは19日に横浜スタジアムでディビジョンの5位と6位チームが対戦する順位決定戦2試合を実施し、敗れたチームがX1 Areaとの入替戦に出場する。順位決定戦敗者のうちリーグ戦の順位の高い方がX1 Area2位と、低いチームがX1 Area1位と対戦する(同順位の場合は抽選)。