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涙のエレコム神戸時本HC「本当に選手たちがすごい」 春先の苦難乗り越え3年ぶりセミファイナル

2022年11月23日(水) 11:00

エレコム神戸ファイニーズは、ライスボウルトーナメント(RBT)クオーターファイナルでIBM BIG BLUEに勝利して3年ぶりのセミファイナル進出。徹底したボールコントロールオフェンスで相手のハイパーオフェンスを封じた。春から少ない人数の中でスタートしたチームは、完ぺきとも言えるゲームプランを遂行。それは、コーチ陣と選手が築き上げた信頼関係による賜物だった。

エレコム神戸は、総獲得ヤードが389で、276だったIBMのお株を奪うパフォーマンスを披露。特に、ラン攻撃は計175ヤードを記録し、攻撃時間も32分14秒と、15分46秒だったIBMのほぼ倍を数えた。

ゲームプランが見事にはまったエレコム神戸の時本昌樹ヘッドコーチ(HC)は、「オフェンスのコーチ陣がゲームプランを立ててくれて、その通りに試合を運んだのでこういう結果につながった」と手柄をコーチ陣と選手たちに譲る。

今回のゲームプラン完結には、ランニングバック(RB)白神有貴(上段写真)の存在は欠かせなかった。31歳のベテランランナーは、24回で124ヤードを走りラン攻撃を支えた。指揮官はエースランナーの活躍について、「ランプレーを出したいというオフェンスコーチ陣の思いもあったが、そこをコーチ陣がしっかりとプランを立てて、選手がそこをどう遂行するかというところが焦点だった。やりきってくれたことが大きな成果に変わった。前半でランプレーが使えるとなった時に、彼ら自身も大きな自信が生まれたと思う」と、自分ではなくコーチ陣と選手たちのおかげと強調する。

自身の背番号と同じラン回数で、今季最多だけでなくキャリア最多のボールキャリーを記録した白神は、「心の準備はしていました。前に前に行けという指示だったし、それが自分の持ち味」と、首脳陣には戦前からこの日のプランを伝えられていたと明かす。

今季から指揮を執る時本HC(下段写真)は、春先には選手も少なく厳しい台所事情だった。それだけに、セミファイナルまで進めたことは感慨深かった。

「本当に選手たちがすごいんですよ。コーチと選手が前だけを見ている。2月20日に集まった時は、本当に少ない人数でした。それでも、しっかりと選手たちが前を見てチームを作り直してくれて、本当に思いのあるチームに変わってきました」と感極まって落涙。

大願成就まであと2試合。次戦は12月12日に東京ドームで富士通フロンティアーズと対戦する。第4節で完敗した相手だが、時本HCは「日本一を目指して頑張ります」と前だけを向いていた。

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<ニュース>
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