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【RBTセミファイナル結果速報】富士通フロンティアーズがエレコム神戸ファイニーズに勝利 ライスボウル連覇をかけてパナソニックと対戦

2022年12月12日(月) 22:15

アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第76回ライスボウルの出場権を懸けたライスボウルトーナメント・セミファイナルの第2試合は12日、東京ドームで行われ、昨季王者の富士通フロンティアーズとエレコム神戸ファイニーズが対戦した。レギュラシーズン第4節と同じ組み合わせになったこの試合は前半に3タッチダウン、2フィールドゴールで大量リードを奪った富士通が、終盤のエレコム神戸の追い上げを退けて39対21で勝利、2年連続7度目のライスボウル出場を決めた。

富士通はライスボウル2連覇をかけて、パナソニックインパルスと来年1月3日に東京ドームで対戦する。富士通とパナソニックの顔合わせは2年連続だ。

富士通は最初のオフェンスでクオーターバック(QB)高木翼からワイドレシーバー(WR)サマジー・グラントへの34ヤードパスが決まって先制。その後もキッカー(K)納所幸司のフィールドゴールをはさんでランニングバック(RB)トラショーン・ニクソンの3ヤードラン、高木からWR松井理己への6ヤードパスで連続タッチダウンをあげ、23-0とリードして試合の主導権を握った。

エレコム神戸は後半に反撃を見せる。第3クオーターにQBデイビッド・ピンデルからWR内田大喜への6ヤードタッチダウンパスで得点すると、続くキックオフでオンサイドキックを成功させて連続攻撃権を得る。しかし、このドライブはフィールドゴール失敗に終わって得点はならず。

富士通は高木と松井のホットラインが再び炸裂して36‐7とし、納所もこの日4本目のフィールドゴールを成功させて点差を広げた。エレコムはピンデルのタッチダウンラン、ランニングバック(RB)白神有貴の1ヤードタッチダウンパスキャッチで得点を重ねたが、前半の失点を覆すには及ばなかった。