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【Impulse’s Road to Rice Bowl 76 Vol. 2】第2節:4人のRBが計6TDで地上戦を完全制圧 ディフェンスは3INTで制空権掌握〈短期集中連載〉

2022年12月27日(火) 07:01

攻守がかみ合うというのはまさにこういった試合のことを指すのだろう。2016年以来の顔合わせとなった第2節の胎内ディアーズ戦で、パナソニックインパルスは7タッチダウンを奪って55‐7で快勝した。

オフェンスはランニングバック(RB)陣がタッチダウンを量産した。ミッチェルビクタージャモー(2回)、牧田圭祐(1回)、立川玄明(1回)、藤本拓弥(2回)がそれぞれエンドゾーンに走りこんだ。ミッチェルは6回のボールキャリーで135ヤードのゲイン。1キャリ平均22.5ヤードという驚異的な数字を残した。まさにこの試合の地上戦はパナソニックの独壇場だった。

ディアーズは3年ぶりに現役復帰したクオーターバック(QB)加藤翔平のパスオフェンスが武器だが、この試合の制空権はパナソニックディフェンスが握った。小平泰雅、魚谷海仁、ワイズマンモーゼス海人(上段写真右)の3人のディフェンスバック(DB)がそれぞれインターセプトを決めて、ディアーズにオフェンスのリズムを構築させなかった。

さらにディフェンスライン(DL)清水澪寿(下段写真右)、有村雄也、ラインバッカー(LB)加藤聖貴がファンブル―フォースしてそのうち2つをリカバー。フォースダウン失敗を含めば計6つのターンオーバーでディアーズオフェンスを7得点に封じ込めた。

ターンオーバーで得たチャンスから直接得点に結びついたのは10点に終わったが、ディフェンスが相手の攻撃の芽を摘む間にオフェンスが着実に点差を広げていくという試合展開で危なげなく開幕2連勝を飾った。

次回:【Impulse’s Road to Rice Bowl 76 Vo. 3】第3節:アサヒビールの前に立ちはだかるパナソニックディフェンス 鉄壁の守備で完封勝利

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