【Dream Bowl】全日本選抜チーム最終メンバーが練習　「アメリカに勝つ！」を再確認

1月22日に国立競技場で行われるJapan U.S. Dream Bowlに出場する全日本選抜チームが、最終メンバーの発表後初となる練習を14日、神奈川県川崎市内で行った。Xリーグの選手54名（外国籍選手含む）と学生6名の計60人の選手が一堂に会してミーティングと練習を行った。

午後3時ごろから選手がフィールドに出る頃には雨も上がり、この季節にしては気温が高い中で約3時間の練習が行われた。プレーの名称とアサイメントを確認する練習やスカウトチームを入れてのオフェンス・ディフェンスの練習、キッキングの確認などが入念に行われた。

日本フットボールの精鋭たちの集まりとあってレベルの高いプレーが随所に見られたが、山本洋HC（富士通フロンティアーズ）は練習後のハドルで「今日のミーティングで確認したことができていない。前回と同じことをやっていたら進歩がない。それぞれがやるべきことをきちンとやることが大事だ」と厳しい言葉を投げていた。

選手で自ら発言したのはランニングバック（RB）李卓（オービックシーガルズ）だ。世界選手権やTSLを経験し、さらにこの2年間はCFLのモントリオール・アルエッツに所属していた李は練習後のハドルで「みんな（口では）アメリカに勝つと言っているが、本当にそう思って練習をやっているか？（全日本に）選抜されるフェーズは終わった。今はアメリカに勝つフェーズだ。どんなチームが来るかわからないけど、強いアメリカをイメージしてやっていこう」と、強く語った。

全日本選抜チームは15日にも練習を行い、本番に備える。アイビーリーグ選抜は15日に来日し、16日から練習を始める予定だ。

関連リンク

Japan U.S. Dream Bowl特設サイト　https://xleague.jp/feature/dreambowl2023
チケットはこちらから