【Dream Bowl 】QB高木：言い訳はしない　LB趙主将：自分たちのプレーをするだけ

1月22日に国立競技場で行われるJapan U.S. Dream Bowlに出場する全日本選抜チームの練習が15日、神奈川県川崎市内で行われた。ゲームデーまでに本格的な練習メニューをこなすのはこれが最後とあって、フォーメーションやプレー、アサイメントの確認にたっぷりと時間をかけて行った。

この日の試合は報道陣に公開され、多くのメディがサイドラインで見守るなか約3時間にわたってフィールドで汗を流した。

練習終了時のハドルでは選手が自発的に名乗り出て発言をするのが恒例のようになっているが、15日に声をあげたのはクオーターバック（QB）高木翼（富士通フロンティアーズ）だった。

「言い訳はしないようにしよう」というのが高木がチームメートに投げかけたメッセージだった。「練習回数が少ない、プレーブックが（チームのものと）違う、隣でプレーするメンバーが違うなど言い訳をしようとすればいくらだってある。でも、（2020年の）TSLの時もそうだったけど、負けたら「負けた」という事実しか残らない」と言う。さらに「試合はもう始まっている。確かに最初のプレーは国立競技場に入ってからだが、今からでもできることはある。一人ひとりが行動して、言い訳がないように準備しよう」と述べた。

最後はラインバッカー趙翔来主将（富士通）が「今、アイビーリーグ選抜に勝つチャンスがあるのは俺らだけだ。彼らに勝つにはどうすればいいか。俺らのプレーをするだけだ」と締めくくった。

全日本選抜チームは試合前日の21日に最後のミーティングとウォークスルーを行って試合に臨む。試合は22日13時にキックオフを迎える。

関連リンク

・Japan U.S. Dream Bowl特設サイト　https://xleague.jp/feature/dreambowl2023
・チケットはこちらから
・【Dream Bowl】全日本選抜チーム60名が決定！　22日にアイビーリーグ選抜と対決