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【CFLコンバイン】競技種目始まる 宮澤稜選手が40ヤードでグローバル部門1位 花田秀虎選手はベンチプレスでカナダ勢を圧倒

2023年03月24日(金) 13:30

カナダのエドモントンで行われているCFLコンバインは23日、第2日目を迎え、フィールド上での測定が行われた。この日行われたのは垂直とび、ベンチプレス、40ヤード走、3コーンシャトル、シャトルラン、立ち幅跳びの6種目。6時間を超える長丁場となったが、日本から招待されている4選手はそれぞれに持ち味を発揮した。

スピードが自慢の桜美林大学ワイドレシーバー(WR)宮澤稜選手(上段写真)は40ヤード走を4.60秒で走り、21人いるグローバルプレーヤーの中で最速を記録した。カナダ人選手65人を加えた総合でも11位タイの好成績だった。

同じくスピード系を得意とする遠藤集選手(電通キャタピラーズランニングバック(RB)=中段写真))はシャトルラン(4.15秒)でこれもグローバルプレーヤーの1位の記録。彼と同じポジションの加藤大資選手(IBM BIG BLUE=下段写真)は40ヤード走、シャトルラン、3コーンドリルですべてトップ10入り。バーサタイル(多彩)な能力を発揮した。

CFLの公式サイトでも紹介された花田秀虎選手(日本体育大学)はベンチプレス(225ポンド=約102キロを持ち上げる回数を競う)で26回を記録。これは全体で3番目の成績。1位はともに29回を上げたディフェンスライン(DL)マックス・パーキンソン選手(イギリス)とDLブレスマン・ターラ選手(サモア)で、グローバルプレーヤーが地元カナダ人選手を凌駕した形だ。

24日からはグローバルプレーヤーとカナダ人選手が合同で練習を行う。フットボールスキルが高いと言われる日本人選手にとってはスカウトやコーチの目にとまるチャンスだ。フットボール経験が浅い花田選手もそのあたりの強さを存分に発揮できる。4人の好パフォーマンスに期待したい。

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