ニュース

IBMのQB政本悠紀、ランパスで計2TDも「全然100点ではない」

2023年05月09日(火) 13:21

昨シーズンはライスボウルトーナメントに進むも、1回戦で敗退したIBM BIG BLUE。昨季の悔しさを晴らすべく迎えた今季初戦は、4年ぶり開催となったパールボウルトーナメントで白星発進して好スタートを切った。なかでも、昨季はほとんど出番がなかった2年目のランニングバック(RB)石川悠介、ルーキーのワイドレシーバー(WR)熊井優祐がそれぞれタッチダウンを記録するなど新戦力の台頭が目立った。

「新人選手もたくさん出て、勝てた以上にみんなが活躍して失敗も含めていろいろ経験できたことが一番良かった」。

大黒柱のクオーターバック(QB)政本悠紀は、この日の試合を満足そうに振り返る。

スコアだけを見れば、前半を同点で折り返し厳しい戦いを強いられた。特に後半開始早々は東京ガスクリエイターズにボールを支配された。それでも、エースQBに焦りはなかった。

「(このような展開は)想定していました。第3クオーターに攻撃権が来なくても焦りはなかった。勝ち越されなかったことが落ち着けた一つの要因です」。

前半終了間際にゴール前1ヤードまで攻められながらも失点せず、第3クオーターも得点を許さなかったことを勝因の一つに挙げた。

政本自身は、パス24回中15回成功、1タッチダウン。走っても1タッチダウンと勝利に大きく貢献した。強風が吹き荒れる悪コンディションの中、ロングパスを多投せずにショートパスをつないでオフェンスのリズムを作った。特に第4クオーターにマークした勝利を決定づけたタッチダウンドライブは、政本の真骨頂だった。それでも、自身のパフォーマンスには満足せず、次戦への課題を口にする。

「全然100点ではない。(パスの)タイミングが遅く、リードも間違えていた。そこはビデオを見て成長したい」。

次戦のパールボウルトーナメント準決勝は、オービックシーガルズ戦。なかなか厳しい相手だが、IBMのエースQBは「自分たちのプレーで勝ちたい。アジャストしようとして自滅するとかしないで、やることやってちゃんと勝ちたい」と真っ向勝負することを力強く宣言した。

関連リンク

<ニュース>
IBMが地力の差を見せて東京ガスとの接戦制す
<動画>
・XリーグTV(アメフトライブby rtvへの加入が必要です)
https://live.amefootlive.jp/events/a861961c-4bf4-4a9d-b987-b80cddac28a6

・ハイライト(XリーグYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=YKscMUW_KyU

<試合・チケット情報>
・春季公式戦の日程はこちらから
・Xリーグチケットに関する情報はこちらから
・Xリーグチケットのご購入はこちらから