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【X1 Area】警視庁イーグルスが品川CC ブルザイズの守備に苦しむも終盤の逆転で開幕2連勝 

2023年09月16日(土) 16:32

X1 Area第2節は16日、富士通スタジアム川崎で1試合が行われ、警視庁イーグルスが第4クオーターの逆転タッチダウンパスで品川CC ブルザイズを下し、10‐7で勝利した。警視庁は開幕から2連勝。品川CCは2連敗となった。

敗れた品川CCのディフェンスの強さが際立った試合だった。警視庁のオフェンスをわずか183ヤードに抑え、2つのQBサックを含むロスタックルは10回を数えた。警視庁の佐藤康介監督も「ライン戦で(警視庁が)負けていた」と強さを認めた。

そのディフェンスの健闘に応えるように先制したのは品川CCだった。第2クオーターにディフェンスバック(DB)伊藤未来彦のインターセプトでターンオーバーを奪うと、敵陣47ヤードから始まった攻撃をクオーターバック(QB)南竹司の3ヤードタッチダウンランで締めくくった。

後半に入って第3クオーターに警視庁が長洲祐太朗の28ヤードフィールドゴールで3点を返す。

その後しばらくは両チームともにパントやフィールドゴール失敗などで得点をあげられない時間帯が続き、警視庁が試合時間残り8:06で敵陣43ヤードという好ポジションからのオフェンス機会を得る。

QB齋藤詩伸からワイドレシーバー(WR)小林雅之への18ヤードパス成功で敵陣27ヤードまで進み、続くダウンでWR中嶋純平に逆転タッチダウンとなる27ヤードのパスをヒットさせた。

品川CCも最後のオフェンスで警視庁の31ヤードまで攻め込む粘りを見せたが、QB高橋空良が投じたパスを警視庁のラインバッカー(LB) 飯塚億人がインターセプトして反撃の芽が断たれた。