【X1 Area】PentaOceanパイレーツがアズワンブラックイーグルスに逆転勝ちで今季初勝利

X1 Areaの第2節第2日は富士通スタジアム川崎で1試合を行い、PentaOceanパイレーツがアズワンブラックイーグルスに10-9で勝って今季初白星をあげた。アズワンは1勝1敗。

昨季X1 Superとの入替戦に進出したパイレーツの勝利は、実に昨年の11月13日以来。川畑文人ヘッドコーチが「（勝利者インタビューで）話したくてうずうずしていた」と語るほどのブランクがあった。

勝ち点3を獲得したのはパイレーツだが、試合の主導権を終始握っていたのはアズワンだったと言っても過言ではない。ファーストダウン更新の回数（アズワンの15に対しパイレーツは8）やオフェンスでの獲得距離（アズワンが207ヤード、パイレーツが107ヤード）はアズワンが倍近く上回った。

しかし、アズワンが3回の得点機がいずれもフィールドゴールだったのに対し、パイレーツは1フィールドゴール、1タッチダウンをあげたところに勝敗の分かれ目があった。

アズワンは第1クオーターにキッカー（K）森下峻の3本のフィールドゴールで9-0とリードを奪った。しかし、アズワンの得点はこの9点のみ。第2クオーターにはパイレーツがK水村真哉の40ヤードフィールドゴールとクオーターバック（QB）西澤凌介からワイドレシーバー（WR）田上将太朗への3ヤードタッチダウンパスで逆転。後半は両チームとも得点がなく、このまま試合が喫した。