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【X1 Area】富士フイルム海老名ミネルヴァAFCが1点差で三菱商事Club TRIAXに勝利  

2023年09月18日(月) 16:41

X1 Area第2節最終日は神奈川県川崎市の富士通スタジアム川崎と名古屋市のCSアセット港サッカー場で1試合ずつを行った。富士通スタジアム川崎では富士フイルム海老名ミネルヴァAFCが第2クオーターの2タッチダウンを守りきり、三菱商事Club TRIAXに14-13で辛くも勝った。富士フイルム海老名は開幕2連勝、三菱商事は2連敗となった。

名古屋ではオール三菱ライオンズが名古屋サイクロンズを31-23で下した。

富士フイルム海老名にとっては「辛勝」という表現がぴったりの試合だった。第1クオーターを両チーム無得点で終えた後、オフェンスにリズムが出てきた富士フイルム海老名はクオーターバック(QB)鈴木貴史からワイドレシーバー(WR)バンデューゼン隆治マイケルへの16ヤードタッチダウンパスとランニングバック(RB)山田大葵の7ヤードタッチダウンランで14-0とリードを奪った。

しかし、後半に入るとフィールドゴール失敗などで追加得点があげられない。その間に三菱商事が反撃ののろしを上げた。第3クオーター終盤に自陣31ヤードからの攻撃を10プレーでつないで最後はQB山際陽介がWR馬渡健裕に35ヤードのスコアリングパスをヒットして7点差に迫る。

三菱商事はディフェンスが奮起して富士フイルム海老名をパントに追い込むと続くオフェンスでドライブを進め、試合時間残り34秒でRB伊藤隆貴が6ヤードランでタッチダウン、1点差に迫った。

ここで三菱商事は2点コンバージョンで勝負をかける。しかし、このプレーはパス失敗で終わり、14-13のまま試合が決し、三菱商事は勝ち点を得ることができなかった。

富士フイルム海老名は次節(10月1日、富士通スタジアム川崎)でオール三菱ライオンズ(2勝0敗)と対決する。ともにX1 Superへの昇格を目指すチーム同士による天王山が早くも訪れる。