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攻めのゲームプランをフィールド上で実践 1TDパスキャッチとキックオフリターンで勝利に貢献のIBM BIG BLUE WR近江克仁

2023年09月27日(水) 12:26

【タックルを受けながらエンドゾーンに飛び込みTDするIBM BIG BLUE WR近江克仁(右)】

「エレコム神戸との試合でオフェンスは、チャンスでは点を積極的に取りに行く(作戦だった)」と試合後のインタビューで、IBM BIG BLUEのケビン・クラフトヘッドコーチ(HC)はゲームプランを明かした。その「攻めて攻めて」のゲームプランを忠実に実践したのがエースワイドレシーバー(WR)近江克仁だ。

IBMオフェンスのファーストシリーズで先発クオーターバック(QB)政本悠紀が順調にオフェンスを進めた。そして敵陣31ヤードで政本の左腕から放たれたボールは左サイドを走る近江の手に収まり先制タッチダウン。

「タッチダウンのプレーコールです。マッチアップしたのはエレコム神戸ディフェンスバック(DB)アイゼアー・ピエール。彼のマンツーマン守備は研究済み。プレスに勝ち、ボールを捕ることができて、タッチダウンできて良かった」と、近江はその瞬間に胸をなでおろしたという。「それもゲームプランどおりファーストシリーズでタッチダウンがとれて上手く流れをつかめた」と責任を果たせたことに安どの表情をみせた。

【決勝TDをお膳立てする41ヤードキックオフリターンを決める近江(中央)】

パスキャッチは3回で獲得距離は56ヤードに終わったものの、平均獲得ヤードは18.7ヤードと、大黒柱としてここ一番の勝負強さを見せつけた。第3クオーターにはエレコム神戸に2本目のタッチダウンを奪われた直後のキックオフで45ヤードのビッグリターンをみせた。このキックオフリターンをきっかけにIBMは決勝点となるタッチダウンを奪いとった。

「本当はリターンタッチダウンを演出したかった。IBMのキッキングチームはX1 Super所属チームでも強いと思うから。そこは反省点。試合ビデオを観てどこがいけなかったかを反省して、次の試合に生かします」ときっぱり。

「今日の試合では全クオーターでオフェンスシリーズは、インターセプト1回を除いてプラン通り全て得点に結びつけることが出来た。そして、昨年ライスボウルトーナメントで25ー35と惜敗したエレコム神戸に雪辱出来た。まだまだうちのチームはオフェンスもディフェンスも成長できるはず。次のアサヒビールシルバースター(10月9日、富士通スタジアム川崎)には、エレコム神戸から移籍したWRデヴィン・フェルプスがいる。彼一人にIBMディフェンス陣がやられまくった。それだけにアサヒビールは侮れない相手だ」と次戦にあらたな闘志を燃やした。

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