QBギャレット・サフロンとの抜群の呼吸でTDパスを量産するアサヒ飲料チャレンジャーズ新WRブギー・ナイト

【第2節電通キャタピラーズ戦で3TDパスキャッチを記録したアサヒ飲料チャレンジャーズWRブギー・ナイト】

X1 Super第2節で電通キャタピラーズに49‐13と圧勝したアサヒ飲料チャレンジャーズ。開幕2連勝の立役者は新加入したワイドレシーバー（WR）ブギー・ナイトだ。

アサヒ飲料の最初のポゼッションのファーストプレーで左サイドから内側へ入り込みクオーターバック（QB）ギャレット・サフロンから5ヤードパスをキャッチ。同じオフェンスシリーズで17、16ヤードのパスをキャッチすると最後は25ヤードパスで先制タッチダウンを奪った。

さらに第2クオーター開始9秒に左サイドから内側へ切れ込んでサフロンのパスをキャッチし、31ヤードのスコアリングパスキャッチ。前半終了4分前にも6ヤードタッチダウンパスキャッチで、前半だけで3つのタッチダウンパスを捕球した。

「1試合で3タッチダウンは、ハイスクール以来の記録。2週間相手を研究して準備してきた結果です。QBサフロンとは日々の生活を共にしているし、一緒に相手チームの研究もしているだけにアイコンタクトでお互いが何を考えているかが分かり合える。阿吽（あうん）の呼吸です」とチームメイトとのコミュニケーションを大切にしているというナイト。

【TDの後チームメートのWR阿部拓朗の祝福を受けるナイト（右）】

アサヒ飲料の正重高志ヘッドコーチは「今日の試合ぐらいのことは毎試合やってもらわんと困る。3試合目（オービックシーガルズ戦、10月9日王子スタジアム）以降も活躍出来るはず」と太鼓判を押す。さらに続けて「走りのパフォーマンスが良いし、体幹が強い。そしてなりよりパスコースの取り方が上手い」とレシーバーとしての恵まれた才能に目を細めた。

ナイトは電通戦でチームのパス獲得ヤードの約64％を占める193ヤードを獲得、全得点の約36％をたたき出した。

「大学シーズンを昨年で終えて、NFLのドラフトにかかるかと思ったけど、ダメだった。でもフットボールを続けたいと思い、プレーできる場所を探していたところ、アサヒ飲料の選手募集を知り応募しました。とてもとてもグッドチーム。兄弟のようにチームの絆が強い。もっと絆が強くなれば、プレーオフに勝ち上がれる。次戦のオービックは才能ある選手が多いチーム。高いレベルの試合になるでしょう。さらにレベルを高めて戦いたいです」と、連勝を伸ばして突き進むつもりだ。

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