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【X1 Area】QB鈴木貴史の4TDパスで富士フイルム海老名ミネルヴァAFCが快勝 品川CC ブルザイズはいまだ勝ち星なし

2023年10月15日(日) 16:40

【4TDパスを成功させた富士フイルム海老名ミネルヴァAFCのQB鈴木貴史(左)  ©X LEAGUE】

X1 Area第4節最終日は15日、富士通スタジアム川崎で富士フイルム海老名ミネルヴァAFCと品川CC ブルザイズが対戦した。試合はクオーターバック(QB)鈴木貴史の4タッチダウンパスなどで終始ゲームを有利に組み立てた富士フイルム海老名が31-10で勝利し、今季3勝目をあげた(1敗)。品川CCは開幕4連敗となった。

4節を終了してオール三菱ライオンズが無敗の勝ち点12で単独トップの座を維持。同率2位の勝ち点9でPentaOceanパイレーツ、警視庁イーグルス、富士フイルム海老名が並ぶ。レギュラーシーズンの残りはあと3節となった。

【チームトップの44ヤードラッシングを記録した品川CC ブルザイズRB須藤拓仁(左)  ©X LEAGUE】

富士フイルム海老名は最初のポゼッションで実に9分22秒を消費してQB鈴木からワイドレシーバー(WR)桑原司へのタッチダウンパスで先制した。その後、第2クオーターにはいって品川CCがフィールドゴールで7-3として前半を折り返した。

後半に入ると富士フイルム海老名は3連続タッチダウンで一気に突き放し、第4クオーター終盤に品川CCにタッチダウンを許すも危なげない試合運びで勝利をものにした。

【恩師の鳥内秀晃前関学大監督の解説する試合でランプレーを見せる富士フイルム海老名RB井岡淳 ©X LEAGUE】

鈴木は18試投で14回のパス成功、224ヤードを獲得して4つのタッチダウンパスをそれぞれ違うレシーバーに成功させた。