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今季初勝利遠いエレコム神戸、時本HCはディアーズ戦を「大きな引き分け」

2023年10月17日(火) 14:00

【第4Qにセーフティで得点して喜ぶエレコム神戸ファイニーズディフェンス陣  ©X LEAGUE】

昨季ライスボウルトーナメント4強のエレコム神戸ファイニーズが苦しんでいる。

開幕2連敗スタートのチームは、第3節では同じく開幕2連敗の胎内ディアーズ相手に終盤までリードを許す苦しい展開だったが、辛うじて引き分けに持ち込んだ。スタッツを見ると、エレコム神戸はランでは208ヤードを許し、ファンブルもロスト1回ながら6だエレコム神戸の時本昌樹ヘッドコーチは、「かなり大きな引き分けとなった」と評価し、チームの成長にも手ごたえを感じている。

【胎内ディアーズのタックルを受けてファンブルするエレコム神戸QBデイビッド・ピンデル(左) ©X LEAGUE】

「開幕からやってはいけないミスを続けているので、それをしないことが大前提。それを泥臭くやっていこうと集中して練習をやってきました。求めている理想にはまだまだですけど、以前よりはちょっと前進しました」。

レギュラーシーズン残り2試合で2年連続のライスボウルトーナメント進出を目指すエレコム神戸。次節はotonari福岡SUNSと、最終節がアサヒビールシルバースターと激突する。指揮官は冷静に「普通に試合に勝つだけです」と、先を見ずに目の前の試合だけに集中している。