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【X1 Area】PentaOceanパイレーツがパントブロックTDで逆転勝利 三菱商事Club TRIAXに勝利

2023年10月28日(土) 16:34

【ボールキャリーするPentaOceanパイレーツRB森川竜偉(左)  ©X LEAGUE】

X1 Area第5節は28日、富士通スタジアム川崎で1試合を行い、PentaOceanパイレーツが三菱商事Club TRIAXと対戦した。試合は第4クオーターにパントカバーチームによるビッグプレーが生まれたパイレーツが10対3で勝利した。パイレーツは4連勝で勝ち点を12とした。一方の三菱商事は今季まだ勝利がない。

【タックルを受ける三菱商事Club TRIAX RB伊藤隆貴(右) ©X LEAGUE】

前節の名古屋サイクロンズ戦を7-0と辛勝したパイレーツはこの試合もオフェンスの不振に苦しんだ。最初の5回のポゼッションはパント、被インターセプト、フィールドゴール失敗などで無得点に終わる(前半終了間際の二―ダウンを含む)。最初に得点したのはキッカー(K)渡邉峻一の 31ヤードフィールドゴールによるもので、すでに試合時間は36分57秒を経過していた。

【先制FGを蹴る三菱商事K河西光(中央)  ©X LEAGUE】

三菱商事は第2クオーターの47秒にK河西光が 36ヤードのフィールドゴールを難なく沈めて先制。第4クオーター序盤までリードする展開が続いた。

【決勝TDをあげたパイレーツDL森洸三(左)とDL宮崎陸  ©X LEAGUE】

パイレーツが追いついた後も約10分ほど両者無得点の時間帯が続いた。三菱商事は第4クオーター10分過ぎに自陣28ヤードでフォースダウンを迎え、パントを選択。ところが、このパントをパイレーツのディフェンスライン(DL)中村雄貴がブロック、転がったボールをDL森洸三が拾い上げてそのままエンドゾーンに飛び込んだ。

【 同点FGを決めるパイレーツK渡邉峻一(右) ©X LEAGUE】

これが決勝タッチダウンとなり、パイレーツが終盤の逆転劇で白星をつかみ、残り2節に入替戦出場の望みをつないだ。次節は同じくX1 Super昇格を目標に掲げる富士フイルム海老名ミネルヴァAFC(第4節終了現在3勝1敗)と対戦する(11月11日、海老名運動公園陸上競技場)。入替戦出場枠をかけた天王山となる試合だ。