【X1 Super第5節の見どころ】Division B 3位争いはRBT進出へ勝ち点が欲しいエレコム神戸のオフェンスとアサヒビールの堅守が激突

【エレコム神戸ファイニーズQBデイビッド・ピンデル（右）　©X LEAGUE】

X1 Super第5節、エレコム神戸ファイニーズ対アサヒビールシルバースターの一戦は4日に大阪府吹田市のMKタクシーフィールドエキスポで行われる。ここまで2勝2敗のアサヒビールは勝ち点6で、ライスボウルトーナメント（RBT）出場権を確保している。この試合の結果で Division B 3位か3位か4位かが決まる。

一方のエレコム神戸は1勝2敗1分けで勝ち点は４。勝てばアサヒビールを勝ち点で上回りDivision B 3位となるが。敗れると翌日の胎内ディアーズの試合結果によってはRBTに進めない可能性もでてくるため、負けるわけにはいかない。

そのエレコム神戸は今季初勝利となった第4節のotonari福岡SUNS戦で、それまでの苦戦から変わり身を見せてオフェンスではパスもランも好調だった。クオーターバック（QB）デイビッド・ピンデルが12回のパス成功で157ヤードを稼いだほか、QB入佐一輝も途中から出場して9回中7回のパスを成功させて2タッチダウンを記録した。

【密集を抜けて走るエレコム神戸RB秋元ミンジェ（中央）　©X LEAGUE】

ランでは秋元ミンジェが12回のランで45ヤードを走り、2タッチダウン。ランで着実に、パスで大胆に進むエレコム神戸らしい攻撃が見られた。アサヒビール戦でも勝利してDivision B 3位でRBTに進みたい。なお、引き分けでも勝ち点1を得られるため、Division B 4位でRBTには進出できる。

【アサヒビールシルバースターWRデビン・フェルプス（中央）　©X LEAGUE】

アサヒビールはオフェンスでは、新加入のワイドレシーバー（WR）デビン・フェルプスが大活躍だ。昨年はエレコム神戸でリーディングレシーバーとなったフェルプスは相手ディフェンスを振り切ってノーマークでパスを受けるシーンが多く見られ、身体能力が高くセンスがいい。他には、ベテランのQB安藤和馬が試合後半に活躍して試合を決めるなど、初戦と2戦目で接戦を勝ちきり、貴重な勝ち点6を取った。

【富士通戦でインターセプトリターンをするアサヒビールDBポンセ・デ・レオン（中央）　©X LEAGUE】

RBT進出のために勝ち点が欲しいエレコム神戸のオフェンスをアサヒビールのディフェンスがどう止めるか。アサヒビールは、タックル数でリーグ上位に名前を連ねるラインバッカー（LB）栁澤拓弥や新加入のディフェンスバック（DB）ポンセ・デ・レオンが、虎視眈々とエレコム神戸のパスを狙う。

この試合の結果によってRBTの対戦カードが変わってくるだけに、両チームの駆け引きに注目が集まる大事な一戦となる。

関連リンク

■第5節の結果によるプレーオフシナリオはこちら
■来場案内はこちら
■チケット情報はこちら
■XリーグTV onアメフトライブ by rtvはこちら