【X1 Super第5節の見どころ】ノジマ相模原とアサヒ飲料のRBT出場をかけた大一番は得点差が最重要

【ノジマ相模原ライズQBカート・パランデック 　©X LEAGUE】

X1 Super第5節のノジマ相模原ライズ対アサヒ飲料クラブチャレンジャーズが4日に相模原ギオンスタジアムで行われる。両チームにとって、最終節の戦いがライスボウルトーナメント（RBT）進出をかけた大事な一戦となる。

アサヒ飲料戦に11点差以上で勝てば文句なくディビジョンA3位でRBTへ進むことができるノジマ相模原。城ケ滝一朗ヘッドコーチも、第4節の電通キャタピラーズ戦後に「得点を取りにいく」と明言した。攻撃的なチームに変貌するのに欠かせないのが、クオーターバック（QB）カート・パランデックだ。パスはもちろんのこと、ランでもチームトップの獲得ヤードをマークしているだけに、司令塔の肩と脚にかかる期待は大きい。ただ、アサヒ飲料もパランデックをきっちりとマークしてくるはずなので、その時には阿部快斗、デレク・アキラ・ウィリアムス、川上理宇ら豊富なランニングバック（RB）陣にも結果が求められる。

【電通QBアーロン・エリスアーロをタックルするノジマ相模原LBコウルビー・キャンベル（右）　 ©X LEAGUE】

守備では、田中喜貴、コウルビー・キャンベル、フィリップ・レッドワインのラインバッカー陣に期待が寄せられる。アサヒ飲料のパス攻撃は強力なので、彼らが中心となって、QBギャレット・サフロンとブギー・ナイト、阿部拓朗のワイドレシーバー（WR）コンビを分断させたい。

【アサヒ飲料チャレンジャーズQBギャレット・サフロン（左）　 ©X LEAGUE】

対するアサヒ飲料は、引き分け以上もしくは5点差以内の負けでもRBTへ進めるので、あまり無理をせずオフェンシブにはいかないかもしれない。とはいえ、リーグトップのパス獲得ヤードを誇るQBサフロンを中心とした攻撃は爆発力がある。ターゲットのナイトと阿部はレシービング獲得ヤードでリーグ1位と2位に君臨する。早めに先制して、その後は時間をコントロールして逃げ切りたいところだ。

【パスキャッチをするアサヒ飲料WR阿部拓朗　 ©X LEAGUE】

ディフェンスは、トレヴォーン・クレイグがタックル数でリーグ3位（19）、小池元基がインターセプト数（2）でリーグ2位タイとディフェンスバック（DB）陣が好調。ノジマ相模原はオフェンシブに攻め立ててくることが予想されるだけに、クレイグらDB陣が後方でビッグプレーを虎視眈々と狙う。

関連リンク

■第5節の結果によるプレーオフシナリオはこちら
■来場案内はこちら
■チケット情報はこちら
■XリーグTV onアメフトライブ by rtvはこちら