【X1 Super順位決定戦】電通キャタピラーズがotonari福岡SUNSに競り勝ってX1 Super初勝利

【2TDパスを成功させた電通キャタピラーズQBアーロン・エリス　 ©X LEAGUE】

X1 Superの順位決定戦は19日、富士通スタジアム川崎でDivision B5位のotonari福岡SUNSとDivision A6位の電通キャタピラーズが対戦。クオーターバック（QB）アーロン・エリスの2本のタッチダウンパスやキッカー（K）山本小次郎の3本のフィールドゴール成功などで電通が30-28で勝利した。リーグ戦は5戦全敗だった電通だが、順位決定戦でうれしいX1 Superでの初勝利をあげた。

電通はこの試合の結果に関わらずX1 Areaとの入替戦出場が決まっており、12月9日に富士通スタジアム川崎でX1 Area総合2位のチームと対戦する。

【 2TDパスキャッチのotonari福岡SUNS WR伊藤嵩人　©X LEAGUE】

otonari福岡は第5節に昇格2年目で初勝利をあげた。X1 Areaから西日本所属チームの入替戦出場がないため、順位決定戦を待たずに来季のX1 Super残留を決めており、この試合が今季最後の試合となった。

先制したのはotonari福岡だったが、その後電通は3連続得点で17-7と逆転。第4クオーターは両チームで合計27点が飛び交う大接戦となった。最終的に電通が僅差で逃げ切った。

otonari福岡はQB西山雄斗が3タッチダウンパス成功、ワイドレシーバー（WR）伊藤嵩人が132ヤードレシーブ、2タッチダウンキャッチと活躍したが、わずかに及ばなかった。