【X1 Super】RB立川玄明が1TDランと1TDパスを記録 パナソニックがアサヒビールに完封勝ち
2023年11月19日(日) 22:23
X1 Superのライスボウルトーナメント(RBT)クオーターファイナルは19日、Division A1位のパナソニック インパルスがヤンマースタジアム長居でDivision B4位のアサヒビールシルバースターを迎えた。試合はランニングタッチダウンとタッチダウンパスを記録したランニングバック(RB)立川玄明の活躍などでパナソニックが27‐0でアサヒビールを破り、セミファイナル進出を決めた。セミファイナルでは12月10日にヨドコウ桜スタジアムでIBM BIG BLUEと対戦する。
パナソニックはオープニングクオーターから畳みかけた。試合開始からわずか49秒でRB立川が4ヤードタッチダウンランを決めると、キッカー(K)佐伯眞太郎が49ヤードのフィールドゴールで加点。さらに11分52秒には立川がタイトエンド(TE)ダックス・レイモンドにパスを投げるスペシャルプレーでタッチダウンし、17‐0と早くも3ポゼッション分のリードを確立した。
この試合は荒木優也が先発クオーターバック(QB)を務めたが、2つのインターセプトを喫するなどオフェンスドライブでは苦しむ場面も見られた。しかし、オフェンスが不調であればディフェンスやスペシャルチームで試合を組み立てることができるのが今のパナソニックだ。ディフェンスはアサヒビールの3人のQBから3インターセプトを奪い、スコアボードに得点を刻ませなかった。
第2クオーター中盤にはワイドレシーバー(WR)桑田理介が47ヤードのパントリターンタッチダウンで得点。最後は第3クオーターに佐伯がこの日2本目のフィールドゴールを決めて突き放した。
アサヒビールはWRデビン・フェルプスが5回のパスキャッチで92ヤードを稼ぐ活躍を見せたが、エンドゾーンには届かず。得意のランニングアタックも計32ヤードに抑え込まれて試合のリズムを作ることができなかった。