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【X1 Super】IBM対エレコム神戸は究極の撃ち合いか

2019年09月30日(月) 18:49

 

10月5日(土)富士通スタジアム川崎

富士通フロンティアーズ (3勝0敗)vs オール三菱ライオンズ(0勝3敗)

混戦が予想されたX1 Superで目下3連勝中の富士通フロンティアーズ。IBM、パナソニック、ノジマ相模原を相手に1試合平均得点50点は驚異的。MVP級の活躍を続けるリーグ屈指の二刀流、RBとWRを高い次元で兼任するサマジー・グラント(#29)を止められるチームは現れるのだろうか。対するオール三菱ライオンズは今季初勝利とジャイアントキリングの同時達成を狙う。苦しい戦いが続いているが、攻守にタレントは揃う。周到なゲームプランとQB斎藤圭(#9)の遂行力がビッグアップセットへの切り札になる。

 

10月5日(土)王子スタジアム

パナソニックインパルス (2勝1敗)vs 東京ガスクリエイターズ(1勝2敗)

パナソニックインパルスは第3節で難敵IBMビッグブルーを激しいシーソーゲームの末、42-28で下し勢いに乗る。RBビクター・ミッチェル(#5)、QBアンソニー・ロウレンス(#18)、WRダニエル・ワイズ(#12)にWR頓花達也(#15)を加えたカルテットのずば抜けた得点能力がチームを支える。試合を重ねてコンビネーションも息の合ったところを見せており、シーズン後半にはいよいよ手が付けられなくなりそうだ。東京ガスはオービック戦で完敗し黒星が先行した。オービックに匹敵するパナソニックの強力ディフェンスラインをある程度コントロールできないと、QBイカイカ・ウーズィー(#6)も苦しくなる。フィジカルでパナソニックに対抗できるRBアンドレ・ホワイト(#27)をパスプロテクションやパスターゲットにも起用して突破口を見出したい。

 

10月6日(日)富士通スタジアム川崎

IBMビッグブルー(1勝2敗)vs エレコム神戸ファイニーズ(2勝1敗)

2017年、2018年と2連勝中であった敵地でのパナソニック戦を落とし、黒星が先行したIBMビッグブルー。この試合に敗れると上位4チーム入りに黄色信号が灯る。3試合で132失点はX1 Superワースト。取られても取り返すのがIBMのチームカラーだが、要所を止める守備力があってこそ。守護神DB中谷祥吾(#1)の統率力に期待したい。2勝を挙げIBMより上位に位置するエレコム神戸ファイニーズはQBコーディー・ソコールが戦列復帰しチーム力が上向く。点の取り合いが予想されるこの試合では、ディフェンスのビッグプレーで相手の流れを断ち切りたい。第2節でオービックを苦しめたDLカーデル・ローリングス(#9)の強烈なパスラッシュがカギ。米プロフットボール挑戦を続ける両キッカー、IBM K/P佐藤敏基(#11)とエレコム神戸K/P山崎丈路(#12)のハイレベルな競演も見逃せない。

 

ノジマ相模原ライズ(0勝3敗) vs オービックシーガルズ(3勝0敗)

ここまで勝ち星のないノジマ相模原ライズと3戦全勝のオービックシーガルズの対戦。前節で必勝を期して富士通戦に臨んだノジマ相模原だったが、相手ディフェンスのタイミングを遅らせたブリッツに対応しきれず、大黒柱のQBジミー・ロックレイ(#11)がプレッシャーに苦しみ精彩を欠いた。富士通以上にアグレッシブなオービック守備に対してパスプロテクションの整備が急務だ。第3節でQBスカイラー・ハワード(#3)が戦列復帰し東京ガスに63-7で完勝したオービック。ビッグプレー攻勢は相変わらずの破壊力だが、スコアリングキックをブロックされるなど点を取り切る部分で粗さが残る。ノジマ相模原、パナソニック、IBM、富士通と続く強度の高い日程のコンディションへの影響も無視できない。

 

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