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【パールボウルトーナメント】昨季ライスボウル王者・富士通が東京ガス下して準決勝進出
2024年05月04日(土) 17:44
X1 Superは4日、パールボウルトーナメント1回戦の富士通フロンティアーズ対東京ガスクリエイターズが富士通スタジアム川崎で実施された。昨秋のリーグ戦でライスボウル3連覇を達成した富士通は、序盤から優位に試合を進め、31対10で快勝した。勝った富士通は、25日にIBM BIG BLUE とパールボウルトーナメント準決勝を戦う。
前半レシーブスタートの富士通は、クオーターバック(QB)鎌田陽大が新人とは思えない冷静なクオーターバッキングを披露した。関西学院大学出身の司令塔は、大学の先輩ランニングバック(RB)三宅昂輝と息の合った連携で着実に前進する。止めは、ゴール前9ヤードからのプレーで、鎌田は右にロールアウトしながらレシーバーを探し、ワイドレシーバー(WR)坂本アントニーマウネディにストライクのタッチダウンパス。キックも成功させた富士通が幸先良く先制した。
続くドライブで東京ガスがタッチダウンをあげて試合を振り出しに戻された富士通だったが、第1クオーター終了間際に高津佐隼矢が70ヤードのパントリターンで敵陣深くまでボールを戻し、好ポジションから攻撃を開始。ゴール前1ヤードではRB三宅が中央を突くタッチダウンで、再び富士通が主導権を握る。さらに富士通はディフェンスバック(DB)林奎佑のインターセプトからフィールドゴールにつなげると、前半終了間際にもQB濱口真行からWR松井理己への13ヤードタッチダウンパスで加点し、17点リードで前半を折り返した。
後半に入っても富士通はRB横川豪士の15ヤードタッチダウンランで加点。その後も危なげない試合運びで東京ガスの反撃をフィールドゴール1本に抑え、春シーズンの初戦を白星発進した。