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【春季交流戦】新生シルバースターが初勝利、オール三菱相手に5TD

2024年05月26日(日) 14:44

【2つのTDランで勝利に貢献したOrientalBio シルバースター新人RB土屋天世(左)  ©X LEAGUE】

X1 Superは26日、OrientalBioシルバースターとオール三菱ライオンズによる春季交流戦が富士通スタジアム川崎で行われた。ともに春シーズン初勝利を目指す一戦は、後半に猛攻を仕掛けたOrientalBioが35対10で勝利した。

ともにパールボウルトーナメント1回戦で敗れたチーム同士の対戦。先制したのはOrientalBioだった。自陣深くからのファーストドライブは、ランニングバック(RB)植木大晴の力強いランやクオーターバック(QB)柴崎哲平の正確なショートパスを軸に粘り強く攻めて敵陣深くまで攻め入ると、最後は新人のRB土屋天世が右オープンに走りエンドゾーンまでボールを運んだ。その後はお互いに攻め手を欠き、オール三菱がフィールドゴールで3点を返して前半を終了した。

【スクランブルで距離を稼ぐオール三菱ライオンズQB山中勇輝(中央)  ©X LEAGUE】

4点リードのOrientalBioは、後半最初の攻撃シリーズで、代わったばかりのQB西本晟がワイドレシーバー(WR)小林一輝へアンダーニースのパス。センターライン付近で捕球した小林は、相手タックルにも倒れない見事なランアフターキャッチでエンドゾーンまでボールを運んだ。

【レシーバーを探すOrientalBio 先発QB柴崎哲平(左)  ©X LEAGUE】

これでリズムをつかんだOrientalBioは、QB西本が頭からエンドゾーン内に飛び込む執念のタッチダウンダイブやRB土屋の2つ目のタッチダウンランなど後半だけで4つのタッチダウンを量産。オール三菱の反撃を1タッチダウンに抑えて、スポンサーが変わりチーム名、チームロゴが一新されたチームでの初勝利を手にした。