ニュース

【パールボウルトーナメント】5連覇狙うオービックがノジマ相模原とのリマッチ制す 決勝で富士通と激突

2024年05月26日(日) 18:58

【後半に3TDパスを成功させたオービックシーガルズQBタイラー・クルカ(中央)  ©X LEAGUE】

X1 Superは26日、パールボウルトーナメント準決勝のオービックシーガルズ対ノジマ相模原ライズが富士通スタジアム川崎で行われた。昨春決勝のリマッチは、オービックが31対21で勝利し、5大会連続で決勝に駒を進めた。6月16日に富士通スタジアム川崎で行われる決勝では、すでに勝ち上がりを決めている富士通フロンティアーズと対戦する。富士通とオービックは、2014年の決勝でも激突して壮絶な撃ち合いの末にオービックが勝利しており、今回が10年ぶりのファイナル決戦となる。

【自らボールを持って走るノジマ相模原ライズQBカート・パランデック(中央) ©X LEAGUE】

昨年のファイナルは、オービックが9対7のロースコアゲームでノジマ相模原を下して4連覇を達成した。オービックは、第1クオーターに先制を許すも、すかさずキッカー(K)中山龍之介が53ヤードのフィールドゴールを決めて反撃する。その後はお互いにスコアボードに得点を刻めず、ノジマ相模原の4点リードで後半へ突入した。

【第1Qに53ヤードのフィールドゴールを決めるオービックK中山龍之介  ©X LEAGUE】

後半に入ると、前半は眠っていた昨春の王者が覚醒を始める。オービックは第3クオーターに、QBタイラー・クルカがノジマ相模原ディフェンスのラッシュにも慌てず、エンドゾーン左で待つワイドレシーバー(WR)渡邊ジャマールへ逆転のタッチダウンパスをヒット。するとその後もQBクルカの2タッチダウンパスなどで得点を積み重ね、守備陣がノジマ相模原の反撃を2タッチダウンに抑えて5連覇まであと1勝と迫った。