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【春季交流戦】空中戦を仕掛けたBULLSが品川CCに逆転でX1 Area復帰後初勝利

2024年06月01日(土) 19:30

【2TDパスを成功させたBULLSフットボールクラブQB阿江保智  ©X LEAGUE】

X1 Areaの春季交流戦は1日、富士通スタジアム川崎で品川CC ブルザイズとBULLSフットボールクラブが対戦した。試合は、今季3年ぶりにX1 Areaに復帰したBULLSが3つのタッチダウンパスなどで24対6で勝利した。BULLSは復帰後の初白星となる。

品川CCが6‐3とリードして迎えた第2クオーターの残り3秒で、BULLSのクオーターバック(QB)阿江保智からワイドレシーバー(WR)増沢拓真への25ヤードタッチダウンパスが決まって逆転、10‐6としてハーフタイムを迎えた。

【ボールキャリーするBULLS RB小泉亜斗夢  ©X LEAGUE】

第3クオーターは両チームとも決め手を欠いてエンドゾーンを攻め落とすことができなかったが、最終クオーターの3分42秒にQB阿江からWR坂本隼樹へのパスがヒット。このパスを坂本がランアフターキャッチで稼いで53ヤードのビッグプレーでタッチダウンをあげた。

さらに約6分後にQB櫻井太智とWR 村上海渡の間に8ヤードのスコアリングパスが生まれ、ダメを押した。

【パスを投げる品川CC ブルザイズQB石井迅(中央)  ©X LEAGUE】

BULLSの後半の2タッチダウンはいずれもインターセプトで得たターンオーバーを得点に結びつけたもの。攻守の嚙み合った試合運びが勝利を呼び込んだ。

一方の品川CCは第2クオーターにタッチダウンで逆転した後に追加得点をとることができず、試合の流れをつかめなかった。