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【Jrパールボウルトーナメント】パイレーツ、QB松田が3TDパスの活躍で電通下す 決勝で胎内と対決

2024年06月02日(日) 18:37

【3TDパスを成功させたPentaOceanパイレーツQB松田隆佑(左)  ©X LEAGUE】

X1 Areaは2日、Jr.パールボウルトーナメント準決勝の電通キャタピラーズとPnetaOceanパイレーツの一戦が富士通スタジアム川崎で行われた。試合は、クオーターバック(QB)松田隆佑が3タッチダウンパスを投げる活躍を見せたパイレーツが24対21で勝利した。勝ったパイレーツは、16日の決勝で胎内ディアーズと対戦する。

【タックルを受けながら走る電通キャタピラーズRB 北村翔(中央) ©X LEAGUE】

両チームが第1クオーターにタッチダウンを決め、7対7の同点で迎えた第2クオーターにパイレーツが好機をつかむ。敵陣ゴール前でファンブルリカバーから攻撃権を得たパイレーツは、QB松田が右エンドゾーンコーナーで待つワイドレシーバー(WR)日高拓へタッチダウンパスをヒットして勝ち越しに成功した。

【 7回のボールキャリーで64ヤードを稼いだパイレーツRB草野公平(中央) ©X LEAGUE】

すかさず電通も反撃に転じる。今季初先発を務めた新加入のQB奥野耕世が、同じく新加入のWR小田快人へタイミングの早いパスをヒットすると、捕球したWR小田が見事なランアフターキャッチでそのままエンドゾーンまでホールを運んだ。

【 トライフォーポイントのキックを蹴るパイレーツK菅谷大輔 ©X LEAGUE】

第3クオーターは両軍無得点に終わり、迎えた勝負の第4クオーター。序盤にフィールドゴールで勝ち越したパイレーツは、試合残り10分を切ったあたりで守備陣が敵陣でファンブルを誘発してこぼれたボールをリカバー。これで攻撃権を得ると、QB松田がエンドゾーン内中央へ駆け上がったWR岸澤淳之介へこの日3つ目のタッチダウンパスを通して加点した。パイレーツはその後タッチダウンを返され、試合終了間際にも自陣まで攻められたが、最後は電通のフォースダウンギャンブルをストップして引導を渡した。