ニュース

【X1 Super第2節の見どころ】RB出場狙うエレコム神戸と実力発揮したいPLEIADES福岡が激突

2024年09月11日(水) 16:00

【QBデイビッド・ピンデルのメインターゲットとして期待されるエレコム神戸WR内田大喜  ©X LEAGUE】

X1 Superの第2節は16日、大阪府吹田市のMKタクシーフィールドエキスポでエレコム神戸ファイニーズとPLEIADES福岡SUNSが対戦する。両チームがX1 Superの秋季リーグ戦で対戦するのは3年連続で対戦成績はエレコム神戸の3勝。台風の影響で第1節の試合が延期になり、この試合が今季初戦となるエレコム神戸ファイニーズと前節はパナソニック インパルス相手に苦しい試合となってしまったPLEIADES福岡がどのようにチームを立て直してくるか、注目の一戦となる。

ホームのエレコム神戸は春のグリーンボウルにおいて、パナソニック、SEKISUIチャレンジャーズ相手に接戦を演じており、今シーズンの躍進が楽しみだ。

やはり注目選手はクオーターバック(QB)のデイビッド・ピンデルになるだろう。アメリカ人QB特有のポケットの中での落ち着き、強肩に加えパスターゲットが見つからなかった際に自らの走力で局面を打開できる能力はXリーグでもトップクラスだ。ピンデルのパスターゲットとなるのはワイドレシーバー(WR)内田大喜だ。グリーンボウルでは2試合とも100ヤード近いレシーブをマークしている。この試合のホットターゲットとなるだろう。ただし、グリーンボウルでのパス成功率は55%ほどと少し低い。苦し紛れにパスを投げてしまうという部分も見られるため、オフェンスラインがしっかりパスプロテクションできることが必要だ。

地上戦においてもピンデルのランプレーでヤードを稼ぐ場面が目立つ。しかし、グリーボウルではSEKISUIにランプレーを封じられてしまった。やはりランニングバック(RB)秋元ミンジェらが距離を稼がなければピンデルの走力も効果を発揮できない。

【PLEIADES福岡SUNSのQB西山雄斗  ©X LEAGUE】

ビジターのPLEIADES福岡はパナソニック戦でパス成功率が43%で6つの被インターセプト、ラン獲得ヤードがマイナス36ヤードで本来のオフェンスを遂行することができなかった。ただ、その中でQB/WR伊藤崇人が100ヤードを超えるレシーブを見せたのは明るい材料だ。エースQBの西山優斗とのホットラインは大きな武器である。

第1クオーターで28失点してキャッチアップする必要があったため、ラン攻撃を展開するのは難しい状況だった。そのため、パス一辺倒のオフェンスにならざるを得なかった。エースRB木田真拓のランプレーを効果的にコールできるような試合展開に持ち込みたいところだ。

前評判としてはエレコム神戸が有利と思われるが、PLEIADES福岡は、後半まで競った展開に持ち込みたい。そのためにはタイムコントロールをしっかりと行って攻撃時間を確保し続け、スペシャルチームで確実に得点をあげるとともに劣勢を一蹴りで挽回する展開に持ち込むことが必要だ。

関連リンク

パナソニックが攻守合計で9TDをマークしてPLEIADES福岡に圧勝
【2024 X1 Super 第1節ハイライト】PLEIADES福岡SUNS vs パナソニック インパルス
■来場案内はこちら
■チケット情報はこちら
■XリーグTV onアメフトライブ by rtv(有料会員登録が必要です)はこちら