【X1 Super第2節の見どころ】70周年の地で勝利を掴むのは？ノジマ相模原 vs 富士フイルム海老名

【パスキャッチ後にタックルを受けるノジマ相模原ライズWRテイ・カニンガム　 ©X LEAGUE】

X1 Superは15日、第2節のノジマ相模原ライズ対富士フイルム海老名Minerva AFCが相模原ギオンスタジアムで行われる。この試合は、地元同士のプライドを賭けた「神奈川ダービー」として盛り上がること間違いなし。地元ファンにとって特別な試合で、どちらが勝利を掴むか。ノジマ相模原は地元開催の記念試合で連勝を狙うが、富士フイルム海老名もX1 Super初勝利に燃えている。

開幕戦でOrientalBioシルバースターを下したノジマ相模原だが、終盤のミスが響き、勝利にもかかわらず城ケ滝一朗ヘッドコーチは「50点」と厳しい評価を下した。とはいえ、守備陣が4サックを奪うなど新システムの効果が随所に現れたことはチームにとってポジティブな要素だ。特に、今季期待されるワイドレシーバー（WR）のテイ・カニンガムと、新人の衣笠吉彦が攻撃陣をどうリードし、ディープスレッドとして機能するかが注目される。

【富士フイルム海老名Minerva AFCの先発QB鈴木貴史　 ©X LEAGUE】

富士フイルム海老名は、開幕戦で王者・富士通フロンティアーズと対戦し敗北したものの、守備の粘り強さが光った。攻撃では富士通相手に被サックを一度も許さず、守備ではラン攻撃をわずか38ヤードに封じるなど、X1 Super初戦にしては上々のパフォーマンスを見せた。次の課題は、オフェンスの爆発力。クオーターバック（QB）の鈴木貴史を中心とした攻撃陣が、どう得点に結びつけるかが勝利のカギを握る。

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